グルメ・クッキング

2025年10月25日 (土)

松江の旅 鯛めし御膳 ~庭園茶寮 みな美~

みな美 鯛飯御膳の前菜盛り合わせ
みな美 鯛めし御膳 前菜

見られなかった宍道湖の夕景

塩見縄手を訪れた後は、予定では宍道湖畔へ行って夕景を見るはずでした。松江を旅行先に選んだ理由の一つが、宍道湖に沈む夕日の美しいポスターを見た事にあったからです。しかし、残念な事に当日は雨。せめて宍道湖だけでも見に行こうかと思ったのですが、小泉八雲寓居跡を出る時分から本降りになり、止むなくホテルへ向かう事にしました。


みな美 鯛飯御膳の造り(刺身)
みな美 鯛めし御膳 造り

「ばけばけ」のロケ隊について

小泉八雲寓居跡からはタクシーに乗りました。歩いて行けない距離でもなかったのですが、結構な雨が降っていた事と、道が不案内である事からタクシーを呼んだのです。このタクシーに乗ったのは結構幸運でした。「ばけばけ」のロケ隊を乗せた運転手さんだったのですね。細かくは聞かなかったのですが、ロケの時間自体はごく短かったそうで、たぶんオープニングの映像を撮っていたのではないかと思われます。それほど時間が掛からなかったのは撮影に適した場所が少なかったせいだそうで、「塩見縄手」の記事でも書きましたが、松江市内に当時を思わせる場所がほとんど残っていないため、ごく限られた場所を案内しただけだったそうです。ドラマのオープニングを見ていて、何だかバリエーションが少ないなと思っていましたが、これを聞いてなる程と思いました。


みな美 鯛飯御膳の豚の角煮
みな美 鯛飯御膳 豚の角煮

庭園茶寮 みな美

宿泊したホテルは夕食付きのプランが無かったため、外で食べる事にしていました。以前松江に来たときに食べた鯛めしが美味しかったので、今回も鯛めしが食べられる所にしようとホテルに聞いてみたところ、すぐ近くに庭園茶寮みな美という店があると教えてくれました。正確にはみな美も旅館なのですが、レストラン部門は宿泊者以外も受け入れているのですね。いっそ宿泊先も変えようかと思ったのですが、料金が倍以上違うと判り断念しました。


みな美 鯛飯御膳の鰈の唐揚げ
みな美 鯛めし御膳 鰈の唐揚げ

会席の様な鯛めし御膳

メニューには会席料理もあったのですが、食べたかったのは鯛めしなので「鯛めし御膳」をお願いしました。メニューを良く見ずに頼んだのですが、御膳という程度ですから松花堂弁当の様なものだろうと思っていました。ところが、会席料理の様に前菜からお造り、煮物と次々に出てくるのです。えっ、こんなに出てくるのかと少し面食らいましたね。特に驚いたのはこの鰈の唐揚げ。三枚に下ろした鰈を丸ごと唐揚げにしたもので、身の部分だけで無く骨まで食べられると言うのです。本当かなと口にしてみると、せんべいの様にパリパリと食べられました。それも結構美味しいのですよね。嬉しい不意打ちでした。


みな美 鯛飯御膳の鯛飯
みな美 鯛めし御膳 鯛めし

鯛めしのバリエーション

そしてやっとメインの鯛めしです。鯛めしと言っても色々なバージョンがあるのですね。以前食べた時は鯛をご飯と一緒に炊き込んであったのですが、ここではすり身になっており、大根おろしや山葵と一緒にご飯の上に乗せて、だしを掛けてお茶漬けの様にして食べるのでした。正直ここまでの料理でお腹いっぱいだったのですが、食べ始めるとあっさりとして美味しく、それでいて鯛の味もしっかりあって名物だけの事はありました。


みな美 松茸の土瓶蒸し
みな美 松茸の土瓶蒸し

まずまずリーズナブルな価格

せっかく旅行に来たのだからと、松茸の土瓶蒸しも頼みました。贅沢だからと妻と二人で一つでしたけどね。松茸はごく小さいものが二切れ入っていただけでしたが、味そのものは深くて美味しかったですよ。

価格は鯛めし御膳が4000円、土瓶蒸しが1500円でした。これだけのボリュームがあってかつ美味しかったので、まず妥当な値段ですね。楽しみにしていた松江の名物を楽しめて、満足の行った夕食でした。

庭園茶寮 みな美 ホームページ

2025年9月28日 (日)

仲秋の大原散策 古民家レストラン ~わっぱ堂~

小原の小径 わっぱ堂 全景

小原の小径 わっぱ堂

古民家レストラン わっぱ堂

大原女の小径沿いにある古民家レストラン「わっぱ堂」。各地で修行したというオーナーが、築130年の古民家をリノベーションして始められました。以前から気になっていたのですが、完全予約制との事で、これまで敬遠していました。予約もなかなか取れないと聞いていたのですが、今回試してみるとすんなり予約出来たのでランチを頂いてきました。

わっぱ堂の入口

築130年の古民家

基本は完全予約制

完全予約制のはずなのですが、私たちより先に入った5人連れの女性達は予約はしていなかった様ですが、受け入れられていました。よく判りませんが、たまたま空きがあったということでしょうか。それともキャンセルがあったのかな。まあ、こういう事もある様です。

わっぱ堂の紫蘇ジュース

紫蘇ジュース

営業日などについて

オーナーは自ら畑を耕し、無農薬で栽培した野菜を中心にした料理を素材にして提供されています。ここの営業は少し変わっていて、月・水が定休日で、火・木・金がランチのみ、土日がコースのみとなっています。営業時間も火・水・木は12時から15時まで、土日が二部制で11時30からと13時30分からとなっています。ただし、2026年からはコース料理は無くなり、松花堂弁当だけになる様ですね。

写真は紫蘇ジュース。以前に別の店で飲んだ事があるのですが、正直今一つでした。以来飲んだ事は無かったのですが、ここのは違いました。甘さは控えめなのですが、紫蘇の風味が楽しめて、とても美味しかったです。紫蘇ジュースに対する認識が変わりましたね。

わっぱ堂の松花堂弁当

松花堂弁当

平日はランチの松花堂弁当のみ

これがランチの松花堂弁当。野菜の天ぷらを中心に、漬物、大根の煮付け、だし巻き卵、それに若狭湾で獲れたぶりの煮付けなどがありました。内容はその日に獲れた野菜や入ってきた材料によって変わる様ですね。ご飯は小さな釜で炊いたものが付き、自分でよそうのですが、底に付いたお焦げが密かな人気の様です。どれも洗練された料理でとても美味しかったのですが、味噌汁だけがなぜか今一つだったのが惜しかったです。出しが効いていないと言うか、味がほとんどしないのですよね。他の料理が素晴らしかっただけに不思議です。

価格等について

価格は2500円、ただし税別で実際には2750円になります。ちなみにサイトによって違っており、1800円と書いたところもあれば2000円としているところもあったのですが、どんどん値上げしていってネット上の情報が追いついていない様です。ホームページには2500円(税別)と書かれていますけどね。

なお、土日には居酒屋営業もされているそうです。夜中に街中からここまで来る交通手段は無いですから、地元の人向けか、民宿に泊まっている人向けなのでしょうね。不定休との事ですので、あらかじめ確認しておくのが無難な様です。

ランチにしては少し贅沢でしたが、秋の山里の風情を堪能した後、美味しい料理も頂けて、充実した大原散策となりました。

令和7年9月23日訪問

わっぱ堂ホームページ

2025年8月19日 (火)

京都・洛東 お盆のお疲れ会 ~Abbesessでランチ~

Abbesses2508201

5月から続いていたあれやこれがこのお盆でようやく一段落着いたので、慰労会をかねてちょっと贅沢なランチを頂いてきました。選んだのはAbbesses、ここに来るのは半年ぶりです。

Abbesses2508202

野菜を中心に据えたフレンチを謳うだけあって、どのお皿にもふんだんに野菜が使われています。これはトマトと甘エビに赤紫蘇のソースを添えたもの。トマトも美味しかったですが、甘エビの頭も軽く揚げてあってパリパリと食べる事が出来ました。頭は捨てるものと思っていましたからこれは新鮮な体験でした。

Abbesses2508203

こちらはカボチャの冷製スープ。中に入っているのはカボチャの果肉と種、それに花です。花まで食べられるとは知らなかった。無論、フォンも使っているのでしょうけど、カボチャを丸ごと使ってこれだけ美味しく仕上げるとは見事の一言です。

Abbesses2508205

魚料理はスズキと鯛のムニエル。この皿にもジャガイモが添えられています。黄色いのはパプリカとガーリックのソース。バラバラの素材の様に見えますが、これが見事に調和しているのですね。良くこんなレシピを考えつくものです。

Abbesses2508206

そしてメインディッシュは亀岡牛もも肉のロースト トリュフソース。当然肉が主役なのですが、ここにもふんだんに野菜が使われています。肉も柔らかくて美味しかったですが、添え物のはずの野菜がとても良い味をしているのですね。これだけの野菜をどこから仕入れているのでしょうか。

Abbesses2508207

デザートは二皿。マンゴーとシャーベトですね。

Abbesses2508208

こちらは小さなテザート。面白いのはスイカのお菓子で、一見本物の様ですが、果汁を絞ってゼリーで固めたものだとか。何とも手が込んでいますね。

Abbesessは安定して美味しいですね。インスタ映えする様な突飛な演出は無いですが、しっかりした技術に支えられたプロの仕事です。住宅街にあるこぢんまりした店で、肩肘張らずに食事出来る隠れ家の様な雰囲気も良いですね。新しい店を見つけるのも楽しいですが、絶対間違いの無い店があるのも有り難い事です。そう何度も行く事は出来ませんが、また何かの記念日でも利用したいと思っています。

2024年12月23日 (月)

2024忘年会 ~Abbesses 12.21~

Abbesses2412241

今年も押し詰まり、あと8日を残すのみとなりました。毎年恒例にしている我が家の忘年会ですが、息子達が独立しため今年は妻と二人、そのぶん豪華にと張り込みました。選んだ店はAbbesses、以前は花見小路にあり、何度も通った店です。ところが2年前だったかな、突然閉店になり寂しい思いをしていたのですが、goolemapを見ているときに偶然発見、なんと鳥羽街道で再開していたのでした。

Abbesses2412242

花見小路の店を閉めるときには、ホームページにシェフの言葉として、料理の世界から足を洗い、別の世界を目指しますとあったので、もう復活は無いなと思っていたのですが、ご本人に聞いてみると一度確かに料理からは身を引いたそうですが、やりたいことがすくには見つからず、料理番組ばかりをみていたところ、奥さんからじゃあもう一度始めればと勧められたのだとか。

Abbesses2412243

鳥羽街道に来たのは、コロナの収束後は賃料が上がってしまい、なかなか適当な場所が見つからず、たまたま家の近くに良い感じの空きがあつたので決めたのだとか。店の前は一方通行の狭い道で、基本住宅街の中ですが、駅からは歩いて数分と近く、今や喧噪の巷と化した花見小路よりもずっと良い場所だと思います。

Abbesses2412245

席は8席と小さくなりましたが、店内の雰囲気はシックな落ち着いた感じで、鳥羽街道という下町にあるとは思えない雰囲気です。外が見える席だったので、ひっきりなしに通る自転車が気になりましたけどね、この町らしいなという感じでした。ここは以前近くに友人が住んでいて何度か遊びに来た事があり、また光明院や東福寺に行くときにも通るところなので、私にとっては馴染みのある町なのです。

Abbesses2412246

肝心の料理はブランクを感じさせない「Abbesses」らしい味わいでした。元々創作性のある料理でしたが、それに更に磨きが掛かった感じで、ソースに白味噌を使うなど、フランス料理ってこんなに自由なものなのかなと思いましたね。

Abbesses2412247

特に美味しかったのがオマール海老とアメリケータの焦がしバターソースのこの一品。今まで食べたオマール海老の中でも絶品と言って良い味わいでした。

Abbesses2412248

亀岡牛の藁焼きトリュフソースも美味しかったですね。でも、ここまででお腹が一杯、若い頃の様には食べられないです。

Abbesses24122410

デザートも美味しかったな。ちょっと驚いたのが上に乗っている黄色いもので、オレンジを焼いたものでした。そんな発想がどこから出てくるのかと思いましたが、これがまた良い味なのですね。柑橘類を焼いて食べたのは初めてでした。

Abbesses24122411

忘年会は妻と二人きりでしたが、新年は今年生まれた初孫と息子夫婦、それにもう一人の息子が婚約者を連れてくる事になっているので、とても賑やかになりそうです。いつか家族全員で忘年会をしたいものですが、それは年齢的にちょっと無理かな。Abbessesにはまたランチを食べに、妻と来たいなと思っています。

2024年9月15日 (日)

京都・洛中 四条烏丸界隈のランチ ~フレンチレストラン エール新町~

Ailessinmachi2409157

桂離宮の帰りに、プチ贅沢をしてきました。阪急の烏丸駅の近くで、ランチが食べられる店として探して見つけたのがエール新町。祗園祭の船鉾町にあるフレンチ料理店です。間口は狭いですが奥行きは深い、いわゆる鰻の寝床の町家跡に出来たビルですね。

Ailessinmachi2409151

ランチにもいくつかコースがあり、選んだのはフルコース・プリフィックスのドリンク付き。ドリンクが付いても通常のコースと同じ値段に割り引いてくれるというお値打ち品です。

まずは小さなオードブル。最初の一口からここは違うと思わせてくれる美味しさでした。

Ailessinmachi2409152

続いてもオードブルですが、ここからは幾品から選べます。色々あって迷いましたが、この店で一番人という「海の幸のガトー仕立て」にしました。エビとサーモン、ホタテにタマネギ、ズッキーニが重層的になっているという一品で、まず見た目が面白いですね。正直どうやって食べたら良いのかと迷いましたが、結局崩してしまいました。でも味は抜群で、海鮮とタマネギがこんなに合うのかと驚きました。黄色いのはマヨネーズですが、ほんの少しなのに味わいに彩りを添えていましたね。

Ailessinmachi2409153

スープは日によって違う様ですが、この日はジャガイモのスープでした。濃からず薄からず、優しい味わいでとても美味でした。

Ailessinmachi2409155

メイン料理も選択制ですが、「牛フィレ肉のポワレ」を選びました。600円プラスになりますが、ミディアムレアに焼き上がっており、とても柔らかく味わい深かったです。

Ailessinmachi2409156

特に口コミなどを確認せず、ほとんど場所だけで選んだ店でしたが、これほど美味しいとは思いませんでした。600円をプラスしたので4100円になりましたが、値段に見合う内容でした。店はほぼ満席で、結構人気のある店だったのですね。祗園祭では屋台を出しているそうなので、来年は立ち寄ってみようかなと思っています。

2023年1月 4日 (水)

京都・洛東 ビストロMER

Bistoro_mer2301031

昨年の我が家の忘年会に選んだのはビストロMER(メール)。縄手通新橋にあるお店です。

Bistoro_mer2301032

ビストロと言うだけあって肩肘の張らない雰囲気の店で、それでいて高級感も損なわないという感じです。

Bistoro_mer2301033

料理も変に凝ったりしていなくて、素材の味を素直に出した食べやすいものばかりでした。

Bistoro_mer2301035

これはフォアグラのグラタン。柔らかく煮込まれたフォアグラと半熟卵とのハーモニーが絶品でした。

Bistoro_mer2301036

メールはフレンチを謳っていますが、イタリアンのテイストもあります。魚のカルパッチョが出てきたり、パスタが出てきたりとこのあたりは発想が自由ですね。

Bistoro_mer2301037

そしてメインの黒毛和牛イチボのステーキ。肉そのものも美味しいですが、四種類のソースとの取り合わせが素晴らしかったです。

Bistoro_mer2301038

これで6000円のコースですから、フレンチのディナーとしてはお手頃だと思います。味もとても美味しく、祗園で勝負するだけの店の事はありまますよ。

2022年12月27日 (火)

京都・洛中 ハンバーグラボでプチ贅沢 ステーキ丼

Hamburg-labo2212261

駅伝観戦の帰り、クリスマスらしくプチ贅沢をしようと立ち寄ったのが西野洞院四条下がるにあるハンバーグラボ。とにかく予約の取れる店をと選んだのですが、行ってみると順番待ちが出来る程の人気店でした。

Hamburg-labo2212262

店の名の通りハンバーグが売りの店なのですが、あえて選んだのがステーキ丼。いやこれが正解でしたね。ステーキが絶品の旨さで、ソースも相まってご飯に良く合います。予約した時点ではここまで美味しいとは思っていなかったのですが、嬉しい誤算でした。駅伝の熱戦と美味しいランチと、とても素敵なクリスマスとなりました。ごちそうさまです。

2022年8月23日 (火)

京都・洛東 ちょびっと贅沢 フランス料理ランチ Abbesses

Abbesess2208231

今年は行動制限が解除されたけれど旅行には行けず、せめてプチ贅沢をしようとフランス料理のランチに行ってきました。店の名はアベス。弥栄会館の隣の路地の中にある小さな店です。

Abbesess2208232

本当はワインを飲みたかったけれど、昼間っから酔う訳にも行かないので頂いたのはジンジャエール、大阪の能勢産のショウガを使った逸品です。

Abbesess2208233

アベスのホームページを見て知ったのですが、ここのシェフは今は無くなったオーベックファン先斗町店のシェフだった人でした。

Abbesess2208235

その前は大阪にあったフレンチの名店、ル・ランデブーで修行していたとの事。

Abbesess2208236

実を言えばル・ランデブーは若い頃に何度か行った店。二十歳を超えたばかりの若造が行くような店ではなかったのですが、そこはバブルの時代、少し背伸びをしても不自然ではなかったのです。

Abbesess2208237

オーベックファンは結婚してから何度となく通った店。肩肘の張らない家族的な店でした。

Abbesess2208238

アベスもこれで五回目くらいかな。何のことは無い、知らず知らずの間に同じシェフの味を追い続けていたのですね。なんだか不思議な縁を感じます。

Abbesess22082311

アベスは創作性に富んでおり、毎回どんな料理が出てくるのかと楽しませてくれます。でもベースはあくまでアベスの味なんですよね。やっぱり最初に味わった料理はずっと後を引くものなのかな。

Abbesess22082310

最後はメロンを使ったデザート。上に乗っているのがハーブで、この小さなハーブがすごく利いていました。こういう意外な取り合わせが楽しいですね。

Abbesess22082311

夏のプチ贅沢、とても満足の行くものでした。新しい店を開拓するのも面白いですが、絶対に間違いの無い店を持っているというのも良いですね。そう何回も行ける訳では無いですが、次も楽しませてもらいたいと思っています。

2020年1月16日 (木)

京都・洛中 焼き肉 嘉

Yosimi2001161

都道府県対抗女子駅伝を観戦に行った時、丸太町周辺でランチの食べられる店を探して見つけたのが焼き肉の嘉(よしみ)。神戸牛の専門店です。ランチは1500円から3000円まで数種類あり、我が家が選んだのは神戸牛の焼き肉重。たっぷりの焼き肉が乗ったお重はボリュームがあり、これだけでおなかが一杯になりました。卵を入れないで半分、残り半分を卵入りで食べましたが、卵入りの方がまろみが出て断然おいしかったですね。黄身だけというのがポイントかな。

Yosimi2001162

場所は河原町丸太町から東に一筋目を南に下ったところです。看板が小さいのでうっかり見逃し、一度通り越してしまいました。今度はランチではなく、ディナーで来てみたいところです。

2020年1月 6日 (月)

京都・洛東 創作和食 祇園らんぶる

Rumble02001061

先日のはし長の美味しさに味をしめ、また和食の店を訪れてみました。今度は祗園らんぶる、創作和食の店です。

Rumble02001062

創作という事で若干の不安はあったのですが、一皿目から驚かされました。この牡蛎の美味しかった事と言ったら、今まで食べた中ではピカイチでしたね。

Rumble02001063

らんぶるとは、店主が好きな映画「ランブルフィッフュ」から採ったのだとか。由来を聞かないと判らない店名ですね。

Rumble02001065

コースは3種類あって、このコースは一番安い花で四千円。これだけの味とボリュームを考えるととてもリーズナブルだと思います。

Rumble02001066

アラカルトも充実していて、居酒屋の様に一品ずつを頼むという楽しみ方もあります。なので、若い人にも人気の様ですね。

Rumble02001067

こちらは鯖寿司、なまこのあえもの、ばい貝の煮付け、海老芋の焼き物などの盛り合わせ。このあたりが創作料理の真骨頂かな。中でもばい貝の美味しさには驚きました。

Rumble02001068

 

Rumble020010610

ご飯物はあげの炊き込みご飯。正直なところ炊き込みご飯はあまり好きではないのですが、これは別物でした。お代わりできるならしたかったな。

Rumble020010611

デザートも和風でまとめられています。中でも熟し柿は格別の旨さでした。

らんぶるは祗園で勝負するだけあって、味は素晴らしかったです。敷居も低く、誰でも入りやすい親しみやすさもありました。肩肘の張らない集まりにも向いた店ですよ。