京都・洛中 京都桜事情2024 ~速報 3.18現在~
令和6年3月18日現在の桜開花速報です。今年は梅の開花が早く、桜も同様に早いと言われていましたが、3月に入ってから冷え込む日が多かったせいか開花予報が訂正され、当初の発表からから4~5日遅めに変更になっています。実際、梅は超遅咲きの花を除いてほぼ終了していますが、桜は早咲きの枝垂れ桜がやっと咲き始めたところで、ソメイヨシノはほんの少し芽が動き始めたというところです。実際に今日回ってきたところの状況は次のとおりです。
・出水の枝垂れ桜
京都御苑で最も早く咲く出水の枝垂れ桜ですが、今日で二分程度の咲き方でした。今後はどうなるのでしょうね、暫く低温の日が続くそうですから、開花もゆっくりになるのかしらん。それとも一度咲きかけたら止まらずに一気に満開になるのか、微妙なところです。
・近衛邸跡の糸桜
京都御苑の花便りで2本咲いているとあったのですが、柵の中の1本は早くて五分咲きになっていました。もう一本は池の端の木で、こちらは1輪、2輪と咲いている程度でした。ようやくつぼみかほころんだと言うのが正しいでしょうか。他の木はつぼみが膨らんだ程度で、もう少し時間が掛かりそうでした。また糸桜ではなく、たぶん彼岸桜かな、1本だけ満開になっている木がありました。花数は少なく、華やかさはなかったですけどね。
なお、桜ではなく白木蓮ですが、今年は全くの外れ年です。好不調の激しい木で、年によって景色が全く変わりますが、今年はとても寂しい姿です。これはまた来年に期待ですね。
・平野神社 魁桜
京都で一番最初に咲くと言われる魁桜ですが、今日はまだつぼみがほころんだ程度でした。この木も暖かければ数日の内に見頃になるのでしょうけど、寒気の流れ込みがどう作用するかですね。後、超早咲きの桃桜は既に見頃は過ぎていました。
・旧成徳中学校の春めき桜
丁度今が満開、見頃です。高辻通室町西入るにある桜並木で、古い校舎を背景にして7~8本並んでいます。カンヒザクラとカラミザクラを掛け合わせて作出された桜で、春めきと名付けられました。品種登録されたのは2000年3月と比較的新しい桜ですね。平日の昼間でしたが、なぜか女子高生たちが集まっており、思い思いにスマホで撮っていました。近くの高校の生徒たちなのかな。ほんわかとして、春に相応しい平和な景色でしたね。
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