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2024年3月

2024年3月31日 (日)

京都・洛中 京都桜事情2024 ~立本寺 3.27~

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平野神社から立本寺に来ました。ここでは早咲きの枝垂れ桜が七分咲きになっていました。

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近くで見るとこんな感じ。ちょっと例年より寂しい感じがしますね。これも今年だけの一時的な現象だと良いのですが。

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桜の向こうに見えるのは祖師堂。以前は崩壊寸前の建物でしたが、2019年にリノベーションされ、インバウンドを対象とした宿坊になっています。境内の南半分を介護付き老人ホームにした事と言い、立本寺はあの手この手で収入源を確保しようとしているのですね。

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花数は少なかったですが、花そのものは変わらずに美しいです。満開直前なので、一番綺麗なところを見られましたね。

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立本寺にはソメイヨシノもあるのですが、まだ花は見えませんでした。どんなものでしょう、そろそろ咲いている頃かな。機会があればまた訪れてみようかなと思っています。

2024年3月30日 (土)

京都・洛中 京都桜事情2024 ~平野神社 3.27~

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近衛邸跡から平野神社に来ました。ここでは魁桜が見頃を迎えていました。

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こうして見ると、やっぱり以前より花数が減っているのが判りますね。なんだかスカスカしている様に見えます。

Hiranojinja2403303

一番判るのがこの構図。以前は提灯と桜が上手く重なったのですが、今はこれが限度。一時的に花数が減っているだけだと良いのですけどね。

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境内ではたぶんアーモンドだと思うのですが、綺麗な花が咲いていました。また桜苑では菜の花が満開で、その向こうにあるのは雪山桜。毎年魁桜に続いて咲く桜で、これだけ立派な木なのにあまり話題にならないのが不思議です。

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上を見上げると早咲きの枝垂れ桜が咲いていました。この木の咲き方は毎年こんなもので、豪華さは無いのですが花色が綺麗なので楽しみにしている花です。

あと、以前の様な屋台は組まれていませんでした。代わりに置いてあったのがキッチンカーで、今年の花見は様変わりする様ですね。これも時代の流れというものなのかな。

追記

今日回ってきた桜の様子は次のとおりです。

・醍醐寺

枝垂れ桜が満開、見頃になっています。ソメイヨシノやヤマザクラはまだ開花しておらず最盛期はこれからですが、今でも十分に見応えがあります。人出もすごく、開門時間の九時に行ったのですが、拝観劵売り場の前に長蛇の列が出来ており、入るのに30分掛かりました。もっとも、入ってしまえば境内は広いので、それほど混雑しているとは感じませんでした。

・大石神社

大石桜が満開・見頃になっています。混み合うという程ではないですが、結構な数の人が来ていました。また駐車場は順番待ちが出来ていました。

・岩屋寺

大石内蔵助隠棲地跡の枝垂れ桜が満開・見頃になっています。あと山門前の枝垂れ桜も色抜けはしていましたが、まだ満開を保っています。人出は大石神社ほどではなかったですが、桜の周りを人の輪が点々と取り囲むという感じです。

2024年3月29日 (金)

京都・洛中 京都桜事情2024 ~近衛邸跡糸桜 3.27~

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東山から本満寺を経て近衛邸跡に来ました。本満寺はまだ咲き始めたばかりでがっかりだったのですが、ここは見頃の桜が沢山咲いていてほっとしました。

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ここも早朝から沢山の人が来ていたのですが、皆さん写真を撮るのがメインでお互いに譲り合うので、ストレスフリーだったのは有り難たかったです。

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数は数えていませんが、京都御苑のホームページには10本ほどが見頃とありました。実際満開になった木がそこかしこにあり、なかなか見応えがありました。

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この木はいち早く咲いていた桜ですが、依然として満開を保っていました。暫く続いた低温が幸いしたのでしょうか。

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近衛邸跡ではまだちらほら咲きや咲いていない木もあったので、暫く見頃は続くでしょう。週末は相当な人出が予想されますが、清水寺周辺よりは余程ましです、たぶんですけどね。

 

追記

今日回ってきてた桜の名所の様子は次のとおりです。

・六角堂

枝垂れ桜が満開、見頃になっています。境内一円がとても華やかで、平日の朝から大勢の人で賑わっていました。

・上品蓮台寺

山門を入ったところにある枝垂れ桜が満開になっています。他の桜はまだつぼみの状態でした。あとここの見所の一つ、スモモは満開になっていてとても綺麗でしたよ。

・水火天満宮

奥の枝垂れ桜が満開になっていました。二日前にはまだ二分咲きでしたが一気に咲きました。予想していたよりは一日早かったですね。

・本満寺

ここは七分咲きになっていました。ぱっと目には満開と言っても差し支えない様な美しさです。ここも平日にも係わらず、結構な数の人が来ていました。明日はたぶん満開、人出も凄い事になるでしょうね。

あとソメイヨシノは開花宣言が出ましたが、今日回った中では一輪、二輪と言った咲き方でした。ソメイヨシノに関しては来週半ば以降に見頃になるところが多いと思います。

2024年3月28日 (木)

京都・洛東 京都桜事情2024 ~三年坂 3.27~

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建仁寺から八坂通を通って三年坂に来ました。ここでは枝垂れ桜が満開になっていましたが、この痛々しい姿を見て悲しくなりました。10年ほど前までは石段から手を伸ばせば届くようなところにまで枝が伸びていたのに、急速に衰え始めて枝が短く少なくなり、とうとうこの姿になってしまいました。なぜこうなってしまったのでしょうね。

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円山公園の枝垂れ桜も複合的な要因で見る影も無く衰えてしまいましたが、枝垂れ桜というのは維持するのが難しいものなのでしょうか。世の中には何百年も豪華な花を咲かせ続ける桜もありますが、そういった存在は奇跡的なものなのかな。

Sannenzaka2403283

この下には大勢の外人さんが集まって写真を撮っていました。時間は午前6時過ぎ、早朝に観光するというスタイルはすっかり定着したようですね。それは良いのですが、いかんせん人数が多すぎる。ここはまだ余裕がありましたが、八坂の塔の写真スポットでは渋滞が発生していました。

Sannenzaka2403285

それに拍車を掛けていたのが訳の判らない誘導員で、なぜか通行人を止めていました。理由を聞くと記念写真を撮っている人が居るから待ってくれと言うのですね。一体何を考えているのか、渋滞を生じさせないための誘導じゃないのか。そんなに混んでいる場所で人通りを止めて写真を撮っている方を止めさせるのが仕事じゃないのかしらん。どうやら正規に頼まれた誘導員ではなく、近くの工事現場の誘導員がしゃしゃり出てきた様ですが、混雑を余計に増幅する迷惑この上ない誘導員でした。

それはともかくオーバーツーリズムもここまで来たかという実感です。早朝からこの調子で、YouTubeにこの日の午後の様子を撮った動画があったのですが、まさに人の川という状態でしたね。その八割以上が外人さん。雑踏そのもので、情緒も何もあったものではない。キャパが無いのに人の呼び込みすぎ、もうこの周辺は駄目ですね。行かない事をお勧めします。

2024年3月27日 (水)

京都・洛東 京都桜事情2024 ~建仁寺 3.27~

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令和6年3月27日、今日の建仁寺です。この日は枝垂れ桜が七分咲きになっていました。

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正面から見るとこんな感じの桜です。例年早くから咲く桜で、去年は21日で満開でしたね。今年は27日になってもまだ満開ではないとは意外でした。今年の桜は本当に遅いですね。

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背後にある建物は浴室。1628年に建てられた歴史のある風呂ですが、2002年に現在の位置に移されています。ですからたぶんこの桜もその時に植えられたものなのでしょう。22年を経てやっと馴染んできたというところかな。

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この木が充実していくのはまだまだこれから。年々見応えのある桜になっていくのを楽しみにしています。

 

追記

今日見てきた桜は次の通りです。

・八坂通

八坂の塔の定番写真の位置にある桜ですが、まだ二分咲き程度でした。それでも朝六時から外人さんで一杯。なんなんだこれはという景色でしたね。オーバーツーリズムもここに極まった感があります。

・三年坂

桜は満開でしたが、枝が少なく、かつ短くなっているので、以前と比べると痛々しい姿ですね。なぜこんなに弱ってしまったのかな。ここも桜を撮る外人さんで溢れていました。

・本満寺

ここは一分咲きといったところかな。この枝垂れ桜がここまで遅いとは思っていませんでした。今年は桜によって咲き方が例年と違うので、予測が本当に難しいです。でもこの週末は暖かい日が続くので、一気に咲くものと思われます。人出も多いでしょうけどね。

・近衛邸跡

早咲きの糸桜が見頃を迎えています。今日回った中では一番見応えがありましたね。週末にかけては中咲き系も咲き出して、一層華やかになる事でしょう。

・水火天満宮

ここは二分咲きくらいだったかな。ここもかなりつぼみが開いていたので、週末にかけて満開になるんじゃないかと思われます。

・妙覚寺

ここの枝垂れ桜も遅いですね。今日でやっと一分咲き程度だったかな。つぼみのほころび方が今ひとつだったので、週末に満開になるかは微妙なところかと思われます。

・平野神社

魁桜が見頃になっています。でもこの桜も以前に比べると花数が少なくなっている様な気がします。まあ、十分に綺麗ですけどね。他の桜は陽光桜が三分咲き、雪山桜がほぼ満開、早咲きの枝垂れ桜が上の方だけですが咲いていました。

・立本寺

本堂前の枝垂れ桜が七分咲きになっていました。小振りな木ですが綺麗な花ですよ。

 

全体としてソメイヨシノで咲いている木はありませんでした。これが週末にかけての陽気でどうなるかは予測が付かないですね。ヤマザクラも同様で、出町デルタにある木の花芽は少し膨らんだ程度でした。これが数日の内に一気に咲くかどうかは、見てみないと判らないというのが正直なところです。

2024年3月26日 (火)

京都・洛中 和泉式部ゆかりの寺 ~誠心院~

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大河ドラマ「光の君へ」には紫式部を始めとして、清少納言、赤染衛門、藤原道綱母(ドラマでは寧子)など錚々たる女流文化人が登場しています。そんな中でまだ出てきていないのが和泉式部。平安時代を代表する女流歌人で、紫式部と共に彰子のサロンを支えた一人であり、当然出て来てしかるべき人物だと思うのですが、まだキャストは発表されていません。ドラマの中盤以降、彰子が入内した後になるのかな。

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和泉式部は天才的な歌人であると共に、多くの男性と浮名を流した事でも知られます。紫式部にも歌は上手だが、男癖が悪いと皮肉られていますね。そんな彼女が最後に結婚したのが、道長の家人であった藤原保昌。祗園祭の保昌山のご神体としても知られる人物です。

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保昌と一緒になった後は、夫の任国であった丹後国へ下ります。その後の事は詳しくは判っていませんが、娘を早くに亡くし、悲しみのあまり自らも往生を願うようになったと言われます。そして播磨国の書写山園教寺を訪ね、性空上人に女人往生の術を授けられ、京都に戻って誓願寺で出家したと伝わります。

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出家した和泉式部に手を差し伸べたのが彰子で、父の道長に進言し一寺を建てて貰いました。それが誠心院で、和泉式部が初代住職となったと寺伝にあります。誠心院は時代と共に寺域を転々としますが、天正年間に豊臣秀吉の命により現在地、新京極六角下がるに移転しました。その後も幕末、明治と火災に遭いますが、大正8年に現在の本堂が再建されています。また印象的な山門が建てられたのは平成9年と、わりと最近の事ですね。

新京極という繁華街の中にありながらも訪れる人は少なく、一歩山門を入ると別世界の様に静かです。境内には和泉式部の墓とも供養塔ともされる宝篋印塔があり、在りし日の姿を偲ぶ事が出来ます。新京極に行かれる事があれば一度立ち寄られては如何ですか。冒頭の写真にある山門が目を惹きますので、場所はすぐに判りますよ。

2024年3月25日 (月)

京都、洛南 京都桜事情2024 ~長建寺 3.22~

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今見頃になっている木はないかと探していると伏見の長建寺で咲いていると知り、中書島で下りて立ち寄ってみました。すると2本ある枝垂れ桜が確かに見頃となっていました。

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2本のうち1本は満開、もう一本は七分咲きでしたが、とても綺麗な花でしたね。

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長建寺は中書島駅から徒歩三分という交通至便の地にあり、伏見巡りの名所の一つです。前が十石船の乗り場になっており、水路沿いの桜はまだなのに、既に観光客で賑わっていましたね。

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長建寺の桜はまだ見頃を保っている事でしょう。ここを起点に十石船や酒蔵巡り、寺田屋などの幕末の史跡巡りに興じてみるのも楽しいですよ。

2024年3月24日 (日)

京都・洛東 京都桜事情2024 ~岩屋寺 3.22~

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そうだ京都行こうの情報で、岩屋寺で桜が咲いているとあったので来てみました。するとなるほど山門前で綺麗な枝垂れ桜が咲いていました。

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岩屋寺は山科にある曹洞宗の寺。大石神社の隣にあり、元々は山科神社の神宮寺だったそうです。大石内蔵助と縁が深く、赤穂事件の後隠棲したのがこの寺の境内でした。

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ここに来る前に大石神社にも寄ったのですが、大きな大石桜はちらほら咲きでした。今週は暖かい日が続くとのことですので、数日の内に満開になるかも知れません。

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大石内蔵助隠棲地跡にある大きな枝垂れ桜は三分咲き程度。この木も数日中に見頃を迎える事でしょう。タイミングを見てまた行って見ようかと思っているところです。

2024年3月23日 (土)

京都・洛中 京都桜事情2024 ~近衛邸跡糸桜 3.22~

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京都御苑内を歩き、出水から近衛邸跡まで来ました。事前の情報では15本が咲いているとの事でしたが、満開になっているのはこの一本だけでした。

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18日にも一度様子を見に来ているので大体予想は出来ていたのですが、やはり数日続いた冷え込みが効いたのでしょうか、例年より開花のペースが遅いですね。

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もう一本咲いていたのが、植え込みで囲われた外側にあるこの桜ですね。この木は18日にはまだつぼみが膨らんでいなかった様に思うのですが、一気に咲いた様ですね。木によって咲くペースがまるで違うというのが今年の特徴です。

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池の端にあるこの木はちらほら咲きから一分程度の咲き方でしたが、花芽の多くが今にも咲きそうになっており、この後間もなく満開になるのではないかと思われます。この他の木はまだちらほらと咲いている程度でしたが、来週は暖かい日が続くとの事ですので一気に咲き出すかも知れません。全体が見頃になるのは来週半ばから週末に掛けてかな。週末は好天に恵まれそうで、きっと大勢の人で賑わう事でしょうね。

2024年3月22日 (金)

京都・洛中 京都桜事情2024 ~出水の枝垂れ桜 3.22~

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令和6年3月22日の京都御苑です。この日は出水の枝垂れ桜が七分咲きになっていました。

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20日の京都御苑の情報で七分咲きとあったのでもう満開になっているかと期待して行ったのですが、まだそこまでには至っていませんでした。この二日ほど続いた冷え込みのせいで足踏みをしたのでしょうか。

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まあ私が行ったのは早朝だったので、夕方にはもっと咲いていた事でしょう。明日にでも満開になるかも知れませんね。

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何となく気になるのは以前より枝が少なく、かつ短くなっている様な気がする事。去年の写真と比べても花の密度が小さい様に思えます。まだ満開の手前だからそう見えたのかな。私の錯覚である事を願っています。

なお今日見てきた桜の状況は以下のとおりです。

・近衛邸跡

京都御苑の情報では15本が咲いているとありましたが、満開になっているのは1本、七分咲きが1本というところで、あとはまだちらほら咲きでした。その中で池の端の一本は、あと少し暖かい日が続けば一気に咲きそうな気配でした。

・本満寺

ここはまだつぼみが膨らんだ程度でした。例年出水の枝垂れ桜より少し遅れる程度で咲くのですが、今年は思っていたより遅いですね。今週末はちょっと無理かな。

・大石神社

ここの枝垂れ桜は一輪、二輪と咲いている程度でした。見頃まではもう少し、暖かい日が続けば一気に咲くかも知れません。

・岩屋寺

山門前の枝垂れ桜が七分咲きになっていました。また参道脇にある大きな枝垂れ桜は三分咲き程度。この木が満開になったらさぞ見事でしょうね。

・長建寺

2本ある枝垂れ桜がどちらも見頃になっていました。正確には片方は七分咲きだったかな。どちらも小振りな枝垂れ桜ですが、春の日差しを浴びてとても綺麗でしたよ。また十石船は出ていましたが、水路沿いの桜はまだ咲いていません。見頃にはもう少し時間が掛かるでしょうね。

2024年3月21日 (木)

京都・洛中 京都桜事情2024 ~旧成徳中学跡 春めき桜 3.18~

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令和6年3月18日の旧成徳中学校跡です。この日は春めき桜が満開見頃を迎えていました。

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旧成徳中学は2007年に廃校となった中学校で、その前身は1931年に建てられた成徳小学校です。京都の多くの小学校がそうであったように成徳小学校も地元が総力を挙げて建てたのでしょう、非常に凝った作りになっています。3階建てで、それぞれの階の窓の形が異なっており、特に一階のアーチ状の窓が印象的ですね。

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地域のシンボルの様な校舎を取り壊すのは惜しかったのでしょう、今は下京中学成徳学舎として中学校の部活や地域のコミュニティーセンターとして活用されています。

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ここに咲いているのは神奈川県足柄市で作出され、2000年に品種登録された春めきという早咲きの桜です。カンヒザクラとカラミザクラを掛け合わせた桜で、何でも卒業生を桜の下で送り出したいという思いから作出されたのだとか。ここに植えたのは成徳学舎の前管理主事の先生だそうで、私財を投じての事だったそうです。

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旧成徳中学跡は四条烏丸の近く、高辻通に面してあります。河原町通の一本西の室町通を南に歩いて行くとやがて右側に見えてきますよ。祗園祭の鉾町の南限でもあり、宵山の時に前を通った事がある人も多いんじゃないかな。街中に唐突に現れる桜並木で、まだあまり知られていない桜の名所です。この日も集まっていたのは観光客より地元の人の方が多かったな。校舎横の歩道から見ることになりますが、これから有名になって人が集まりすぎると車道に人が溢れ、規制が掛かるなんて事も危惧されます。祗園の二の舞にならないと良いのですけどね。

2024年3月20日 (水)

京都・洛東 京都梅事情2024 ~随心院 3.10~

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令和6年3月10日の随心院です。この日は梅林がまずまずの見頃になっていました。

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随心院の梅林は遅咲きの梅がほとんどで、開園日は3月9日に設定されています。他の梅林では半ば以上散っている頃合いですね。

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この梅林の梅は特にはねずの梅と呼ばれています。はねずとはうす紅色を指す日本の古語で、以前は薄めの紅梅で埋まっていたのかな。

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今は紅白様々な梅が混じっていて、正直どれがはねずの梅かは判らなかったのですが、たぶんまだつぼみの木だったのではないかと思われます。

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そのはねず梅にちなんだはねず踊りは毎年3月の最終日曜日、今年は31日ですね、に行われます。その時分には桜の季節となっていると思われますが、この梅林ではまだはねず梅が残っている事でしょう。最後の観梅を兼ねて子供たちが演じるはねず踊りを見に行くのも悪くないと思いますよ。

2024年3月19日 (火)

京都・洛北 京都桜事情2024 ~京都府立植物園 3.7~

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出町柳からバスに乗って京都府立植物園に来ました。ここでのお目当てはまずミモザ、見頃になっていると聞いていたのですが、なるほど満開になっていましたね。

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このミモザ、正確にはギンヨウアカシアですが、花色がとても美しいですね。ちょっと残念だったのは上の方に花が多く、下の方にはあまり咲いていなかった事。日当たりの関係があるのでしょうか。

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桜園の手前では、小振りな桜が満開になっていました。この花の名は唐橋、カラミザクラの園芸品種との事です。

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奥まったところにあるのからかな、あまり注目する人は居ませんでしたが、いわゆる桜色の綺麗な花でした。元がカラミザクラですから、花後はサクランボが実るのかな。後日確かめてみます。

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河津桜も咲いていましたが、もう終盤でした。桜園はこの花くらいしか咲いていませんでしたが、どうなんでしょう、そろそろポツポツと咲き始めている頃かな。来週あたりは見頃の花もあるんじゃないかしらん。近いうちに確かめてこようと思っています。

2024年3月18日 (月)

京都・洛東 京都桜事情2024 ~長徳寺 3.7~

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令和6年3月7日の長徳寺です。この日はおかめ桜が満開になっていました。

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3月2日の時点で二分咲きになっていたのでそろそろかなと思って来てみたのですが、ぴったりのタイミングでしたね。今年の梅の咲き方からしてもっと早いかと思っていましたが、昨年より3日ほど早いだけに収まっています。

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おかめ桜はまめ桜の血を引きます。なので花は小振りでその代わり沢山の花が咲きます。花色も濃く、とても華やかな桜ですよ。

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この日から10日以上経ち、おかめ桜も散ってしまったかな。桜の季節はこれから本格化します。その様子は順次アップしていくので楽しみにお待ちください。

京都・洛中 京都桜事情2024 ~速報 3.18現在~

令和6年3月18日現在の桜開花速報です。今年は梅の開花が早く、桜も同様に早いと言われていましたが、3月に入ってから冷え込む日が多かったせいか開花予報が訂正され、当初の発表からから4~5日遅めに変更になっています。実際、梅は超遅咲きの花を除いてほぼ終了していますが、桜は早咲きの枝垂れ桜がやっと咲き始めたところで、ソメイヨシノはほんの少し芽が動き始めたというところです。実際に今日回ってきたところの状況は次のとおりです。

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・出水の枝垂れ桜

京都御苑で最も早く咲く出水の枝垂れ桜ですが、今日で二分程度の咲き方でした。今後はどうなるのでしょうね、暫く低温の日が続くそうですから、開花もゆっくりになるのかしらん。それとも一度咲きかけたら止まらずに一気に満開になるのか、微妙なところです。

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・近衛邸跡の糸桜

京都御苑の花便りで2本咲いているとあったのですが、柵の中の1本は早くて五分咲きになっていました。もう一本は池の端の木で、こちらは1輪、2輪と咲いている程度でした。ようやくつぼみかほころんだと言うのが正しいでしょうか。他の木はつぼみが膨らんだ程度で、もう少し時間が掛かりそうでした。また糸桜ではなく、たぶん彼岸桜かな、1本だけ満開になっている木がありました。花数は少なく、華やかさはなかったですけどね。

なお、桜ではなく白木蓮ですが、今年は全くの外れ年です。好不調の激しい木で、年によって景色が全く変わりますが、今年はとても寂しい姿です。これはまた来年に期待ですね。

・平野神社 魁桜

京都で一番最初に咲くと言われる魁桜ですが、今日はまだつぼみがほころんだ程度でした。この木も暖かければ数日の内に見頃になるのでしょうけど、寒気の流れ込みがどう作用するかですね。後、超早咲きの桃桜は既に見頃は過ぎていました。

Sakura2403183

・旧成徳中学校の春めき桜

丁度今が満開、見頃です。高辻通室町西入るにある桜並木で、古い校舎を背景にして7~8本並んでいます。カンヒザクラとカラミザクラを掛け合わせて作出された桜で、春めきと名付けられました。品種登録されたのは2000年3月と比較的新しい桜ですね。平日の昼間でしたが、なぜか女子高生たちが集まっており、思い思いにスマホで撮っていました。近くの高校の生徒たちなのかな。ほんわかとして、春に相応しい平和な景色でしたね。

2024年3月17日 (日)

京都・洛東 春はあけぼの2024 ~八坂の塔・二年坂 3.4~

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清水寺に行く前に八坂の塔と二年坂を撮って来ました。もし外人さんが多ければ素通りするつもりでしたが、比較的少なかったのでぱっぱとシャッターを切ってきました。

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春はあけぼのという気分で撮ったのですが、冬はつとめての雰囲気ですかね。薄暗い中に点った街灯が良い感じです。この後ろには5,6人の外人さんが居たのですが、邪魔にならないようにと10秒ほどで縦横と撮って引き上げました。せっかく遠くから来て写真も撮れずに帰ったのでは気の毒ですからね。

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二年坂まで来ると誰も居ませんでした。ここも薄暗い中に灯りが点って良い感じです。

Ninenzaka2403202

ところで、ここを見ていつも思うのが民家が一軒もなくなったなという事です。元はここは貸し家街で、かつては普通の暮らしがありました。それがバブルの頃からだったかな、一軒、また一軒と店に代わっていき、とうとう土産物街と化してしまいました。つまりはここには元の住人はほぼ居ないという事ですね。

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こうなった要因は地価の高騰に伴なう相続税の負担に耐えられなかった事、建物への規制が強すぎて古くなった家に手を入れるのも簡単にできない事などにより家を手放す人が続出し、その後に資金力を持った外部資本が入ってきた事にあります。一軒、また一軒と、そうしていつしか一つのコミュニティーが消滅しました。東山界隈の町はここだけでなく三年坂、八坂通、下河原など、ほぼ同じ経過を辿っています。かつて生活の場であった町が巨大資本によって金儲けの場と化し、無残に食い荒らされているようにしか見えないのは私だけなのかな。

聞くところによると京都の新築マンションの平均価格は8千万円を軽く超えているそうですね。こんなの一般庶民が手を出せる訳も無く、一部の富裕層、特に外国人が顧客なんだとか。京都市は住民流出と高齢化が問題になっていますが、特に東山区は深刻で、人口は1980年から半減し、高齢化率も33.5%に達しているそうです。そりゃまあそうなるわな。馬鹿高い住宅の上に小中学校はわずかに二カ所、これじゃ子育て世代が来るはずも無く、跡継ぎだって出て行くしかないでしょう。

京都人が住んでいない京都らしい町並みって何の意味があるのかしらん。強いて言えば巨大なテーマパークでしょうか。京都市は景観を保全して観光客を呼び込む事ばかりを考え、規制を強化してこうなる事を望んでいたんじゃないのな。住民を守るどころか町から追い出し、資本と外人を呼び込んでいる、いったい誰のための行政なんでしょうね。先だって京都市長選がありましたが、そこで争われたのは共産党の市長を誕生させるか阻止するかという事でした。喫緊の課題が山積みになっているのに、政策論争は一切無し。何がしたくて市長の座を争うのか判らない選挙なんて市民不在も良いところ、やらない方がましです。

京都を育んできた京都人がどんどん居なくなっている、私も京都に帰れなかった一人、こうして故郷が消えていく様を見て、とても悲しい思いです。

2024年3月16日 (土)

京都・洛東 京都梅事情2024 ~清水寺 3.4~

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令和6年3月4日の清水寺です。この日は仁王門前の紅梅が見頃を迎えていました。

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この梅も本来は3月半ばに見頃を迎える事が多いのですが、今年はそろそろかなと見当を付けて来てみると、ぴったりのタイミングでしたね。

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ただこの反対側にある白梅は既に散っていました。年によっては紅白そろって見る事が出来るのですけどね、今年は残念ながら無理でした。

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清水寺の紅梅は他に3本ありましたが、いずれもまだ開花途中でした。そのうちの一本の元に据えられているのが岸駒の虎が刻まれた石灯籠です。実を言えば1月に訪れた滋雲院で岸駒の虎の板絵を見た時、この灯籠を思い出していたのですよ。何の説明も無いのでこの石灯籠を気にする人はほぼ居ませんが、良く見ると迫力のある虎の姿が見えてきますよ。

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この日のもう一つの目的がこけしの花子を見に来る事でした。このこけしが登場したのは2019年だったかな、ロームシアターに展示されたのが最初だったと思います。一昨年も清水寺に現れ、去年は東本願寺に居ました。私は知らなかったのですが、このこけし、しっゃべったり歌ったりするそうですね。この日は何も言いませんでしたが、いつか聞いてみたいものです。

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もう一つ、仁王門前には黒猫が鎮座していました。この黒猫、普段は大阪の中之島美術館に居るそうですね。この日はARTISTS’ FAIR KYTOという催しのために花子と共に来ていたそうです。なかなかシュールな光景でしたが、どこかしっくり来るのが妙でした。

2024年3月15日 (金)

京都・洛北 京都梅事情2024 ~金福寺 3.2~

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哲学の道から長駆、一乗寺の金福寺に来ました。ここでの目的は梅を見る事でしたが、まさに満開見頃で庭に入ったとたん思わず声が出てしまいました。

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この庭に梅がある事は以前から知っていましたが、花の時期が判らず咲いているところは見た事がありませんでした。今年はどうかとあらかじめ電話で確かめたところ、まさに満開との事だったので楽しみにしてきたのです。

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花は少しまばらですが、思っていた以上に綺麗な花ですね。近くで見るより離れて見た方が、この色彩が際立って見えます。

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この梅も本来は遅咲きで、今年はご多分に漏れずかなり早く咲いたとの事です。この梅が咲いている事はほとんど知られていなかったのかな、私の他に拝観者は居らず、この素敵な花と庭を独り占めに出来ました。

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こちらは芭蕉堂の後ろで咲いていた馬酔木です。派手さはないけれど、清楚で綺麗な花ですね。紅葉時分には賑わう寺ですが、この日はとても静かで早春の空気を楽しむ事が出来ました。次は枝垂れ桜が咲く頃にまた来たいと思っています。今年はどのタイミングが良いのか、見極めが難しそうですね。

2024年3月14日 (木)

京都・洛東 京都梅事情2024 ~大豊神社 3.2~

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真如堂から哲学の道を通って大豊神社に来ました。まず出迎えてくれたのがロウバイ、3月に入ると終わっているところが多いのですが、ここでは満開を保っていました。

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一番のお目当ては枝垂れ梅でした。ここに立派な枝垂れ梅がある事は以前から知っていましたが、咲いているところは見た事が無かったのです。ネットでは見事な花の写真があったので楽しみにして来たのですが、あれっ、全然咲いてないよ。

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来るのが早すぎたのかと思ったのですが、良く見ると花芽が全くありません。これで満開だったのですね。今年はどうやら全くの外れ年だった様です。

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梅は外してしまいましたが、この花にはよくある事です。満開の梅は来年の楽しみとし、次は桜を見に来る事にします。桜は外れで無い事を祈っています。

2024年3月13日 (水)

京都・洛東 早春の境内2024 ~真如堂 3.2~

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黒谷から真如堂へ来ました。本堂前から見た景色はまだまだ冬枯れそのものですが、木々の芽を良く見るとわずかに膨らんでおり、着実に春が近い事を教えてくれます。

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この日の一番のお目当てはサンシュユでした。そろそろ咲き始めたと知り来てみたのですが、黄色い霞の様な花が確かに咲いていましたね。ただ、全体に花が開いているのはこの一本だけで他はちらほらと咲いていただけでした。例年なら一斉に咲き出すはずなのに、今年の冬はサンシュユにも影響を与えていますね。

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もう一つ楽しみにしていたのが水仙です。1月から咲いているのは知っていましたが、息の長い花で3月に入っても満開を保っていました。境内の主に南側で咲いていますが、以前より増えた様な気がします。

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これは新しく植えられた馬酔木です。古い馬酔木が枯れ込んできたので新たに植えたのだとか。まだ苗木ですが、綺麗な花が咲いていましたよ。梅は早咲きの花は既に散っていましたが、元三大師堂前の梅は咲き始めたところでした。例年は3月の半ば過ぎにならないと咲かない木ですが、やはりここでも早いですね。つぼみが膨らんでいただけですが、遠目には赤い色が目立ちなかなか綺麗でしたよ。早春の境内は拝観者も少なく、とても静かで落ち着いていました。次は桜が咲く頃に来たいと思っています。

2024年3月12日 (火)

京都・洛東 京都梅事情2024 ~黒谷 3.2~

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令和6年3月2日の黒谷です。この日は勅使門前の梅が満開となっていました。

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この木は遅咲きで、年によっては3月も半ばを過ぎないと満開にならないのですが、今年は2月の末に見頃を迎えてしまいました。

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満開になったらしいと知ってから数日が経っており、盛りは過ぎてしまったかなと思っていたのですが、まだまだ見頃だったのは良かったです。

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今年の梅は開花が早すぎるし、順番は狂うしで振り回されましたね。異様な暖冬のせいでしょうけど、この傾向は来年以降も続くのでしょうか。地球温暖化のせいなのか一過性のものなのか判りませんが、冬はきちんと寒くなって欲しいものです。

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この向かい側にある紅梅はまだつぼみが膨らんだ程度でした。もしかしたら今日あたりでもまだ咲いているかも、です。もっとも、そろそろ桜が気になって梅はもういいやという人が多いかも知れませんね。でも、とても綺麗な花なので、もし黒谷に行かれることが有れば確かめる事をお勧めします。

2024年3月11日 (月)

京都・洛東 京都桜事情2024 ~知恩寺 3.2~

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令和6年3月2日の知恩寺です。この日はふじ桜が満開となっていました。

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この日の時点で長徳寺のおかめ桜は二分咲き程度。例年なら同時に満開になる事が多いのに、今年は時期がずれましたね。

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それにしても桜も開花が早いですね。昨年に比べて8日ほど早いです。この後に続く早咲きの枝垂れ桜が何時咲き出すが判りませんが、いつもより早く見に行こうかと思っています。

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長徳寺のおかめ桜は3月7日の時点で満開となっていました。こちらは昨年より数日早い程度で、どうにも先が読みにくくて困ります。今年の春は本当に判らない。どうすれば上手くタイミングが掴めるかどうか、何とも悩ましいところです。

2024年3月10日 (日)

京都・洛西 京都梅事情2024 ~車折神社 3.1~

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清凉寺から嵐電嵐山駅まで歩き、電車に乗って車折神社に来ました。ここは桜の名所として知られますが、隠れた梅の名所でもあります。しかし、ここもやはり盛りは過ぎており、わずかにこの枝垂れ梅だけが残っていました。

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車折神社に来るのは何年ぶりだろう、子供の頃には親に連れられて何度も参拝に来ましたが、その当時と境内の景色は一変していますね。いまはとても整備された綺麗な境内になっていますが、記憶に残っているのは本殿と石置き場くらいのもので、こんなに小綺麗な境内では無かった事は確かです。

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車折神社にはいくつかの摂社、末社がありますが、その中に清少納言を祀った社があります。車折神社は清原頼業を御祭神として祀っていますが、清少納言は清原氏の出で、頼業は少納言より100年ほど後の人物で直接の血縁関係は無いのですが、一族の傑出した人物として特に少納言を神として祀った様です。

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車折神社を有名にしているのが芸能神社の存在です。御祭神は芸能の神である天鈿女命ですが、かつては本殿裏にある八百万の神を祀った社の中の一神でした。昭和30年代に太秦で盛んにであった映画会社が頼み込み、芸能神社として特に独立させたのでした。以来芸能関係者の崇敬を集める様になり、数多くのスターが玉垣を奉納しています。ざっと見ただけでもテレビや映画に出ている名前を見つける事が出来ます。

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梅はほぼ終わっていましたが、河津桜は満開を迎えていました。もう暫くすると境内の他の桜も咲き出すでしょう。桜の名所の本領を発揮する頃、またここを訪れたいと思っています。

京都・洛東 光の君へゆかりの地 ~花山天皇落飾道場 元慶寺~

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大火ドラマ「光の君へ」第10回では花山天皇の出家が描かれました。若干の脚色はありましたが、大筋は大鏡に描かれたとおりの進行でした。紀行でも紹介されていましたが、天皇が出家した舞台になっていた元慶寺は実在の寺で、今でも山科の地に残っています。

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元慶寺は貞観10年(868年)の創建で、開基は陽成天皇の母藤原高子、開山は僧正遍昭です。遍昭は六歌仙の一人として有名ですね。元慶元年(877年)に陽生天皇の勅願寺となり寺名を元慶寺と改めました。現在はごく小さな寺ですが、由緒からすると寺格はとても高い寺なのですね。往時は寺領も多く寺域も広かったのですが、応仁の乱により伽藍が焼失し、後に再建されたのですが今のように小さな寺となってしまいました。

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定慶寺は山科の住宅街の中にあり、地下鉄の御陵駅から歩いて行ったのですが、道筋がややこしくてたどり着くのに苦労しました。たぶん昭和四十年代に開発された住宅街なのでしょうね、まともな都市計画も無く片端から田畑を宅地化していった様で、あぜ道を広げたような狭まい道を進む事になります。特に最後はとても細く入り組んでいて、本当にここで良いのかと入るのを躊躇しました。時間にして20分程ですから距離的には大した事は無いのですが、案内板は皆無なので現在地の判るスマホの地図は必携です。

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境内には花山天皇御落飾道場の石碑と、その髪を埋めた場所を示すという石があり、道兼に騙された天皇が本当にここに来たのだなあと実感出来ます。当時は大きな寺だったのでしょうけど、蹴上を越えた洛外のさらに外にあり、月明かりの中細い田舎道を辿るのはとても心細かった事でしょうね。出家するには別の寺もあったろうに、わざわざここを選んだのは勅願寺という格の高さ故なのかな。

藤原氏の陰謀にはまった花山天皇は気の毒ではありますが、この人も相当へこたれない性格だった様で、出家後も女性がらみの事件を起こしています。道長も絡んでいる結構重要な事件なので、そのあたりはまたドラマに出てくるのかな。どんな演出をされるのか今から楽しみです。

2024年3月 9日 (土)

京都・洛西 京都梅事情2024 ~清凉寺 3.1~

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大徳寺からてくてくと歩いて清凉寺に来ました。ここも嵯峨野の梅の名所として知られますが、残念ながら半ばは終わっており、咲いていたのはこの白梅とピンクの梅だけでした。

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まあ半ばは予測していたとおりで、この白梅だけでも見られたのは良かったです。この花まで散っていては何をしに来たのか判らなくなりますからね。

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もう一本咲いていたのがこのピンクの梅。こぶりな木ですが、とても綺麗な花でした。

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梅に代わって盛りを迎えようとしていたのが河津桜。この日で三分咲き程度だったかな。この木の前にはお松明式で使うのでしょう、松の枝が並べられており、近くに寄れなかったのが残念でした。お松明式は15日の夜、一度見てみたいのですが凄く混むようなので見送ることにします。

2024年3月 8日 (金)

京都・洛西 京都梅事情2024 ~大覚寺 3.1~

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令和6年3月1日の大覚寺です。この日は大沢池の北岸にある梅林が見頃になっていました。

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この梅林は白梅が主体で、紅梅は少し混じっているだけです。本数は150本、長方形型に密植されています。

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ここには初めて来たのですが、開花が軒並み早い今年の梅にあってこの日やっと見頃になったという事は、本来はかなり遅咲きの梅なのでしょう。

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ほぼ白梅だけの梅林というのも珍しいですが、一面の白い世界というのも良いですね。木々の間を通って行くと幻想的ですらありました。

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ただ、個々の木の花数は少ないですね。今年が不調なのか毎年こんなものなのかは判りませんが、期待していたのとはちょっと違いました。まあ本数が多いので、数で勝負というところでしょうか。

なお、大覚寺の宸殿前には左近の梅があるという事を後から知りました。左近の桜になる前の古い形式を保っているのですね。来年は境内にも入ってみようかな。梅の季節の楽しみがまた一つ増えました。

2024年3月 7日 (木)

京都・洛中 京都梅事情2024 ~京都御所 2.28~

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今年の大河ドラマ「光の君へ」は朝廷が主な舞台になっています。そこでかつての王朝の雰囲気を感じてみようと京都御所に入る事にしました。

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京都御所の拝観は極めて簡単、予約も拝観料も要りません。入り口で簡単な持ち物検査を受けるだけです。ここにあるのは明治維新まで実際に使われていた紫宸殿など本物の御殿群、これだけの歴史的文化財を自由に見て回れるというのは、なんとも凄い事だと思います。

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これからドラマの主な舞台になると思われる皇后常御殿や飛香舎などに入れないのは残念ですが、かつての朝廷の有様を思い浮かべるのには十分です。光の君へをご覧になっている方は是非訪れる事をお勧めします。

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御所に入ったのは、一つは梅が咲いていると聞いたからです。平安時代には藤原保昌が和泉式部に乞われて紫宸殿の梅の枝を伐ってきたという逸話がありますが、今の紫宸殿には梅に代わって桜が植えられています。梅はどこにあるかと探していたのですが、御常御殿の南面に紅白の花が咲いていました。もっとも白梅の方はほぼ散っており、花を付けていたのはこの紅梅だけです。

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梅は中国原産であり、国風文化が盛んになった平安時代中期には、日本の固有種である桜が好まれる様になったのだとか。左近の梅が左近の桜に変わったのはそうした背景があるとの事ですが、梅も全く排除されたわけではありません。現にこうして御所の中で咲いています。清少納言も桜と共に梅を推しており、国風文化の中にあっても梅は引き続き王朝人に愛されていたのですね。この梅の背後に十二単重を着た女性が座っていると想像してみて下さい。とても絵になりそうではありません事。

2024年3月 6日 (水)

京都・洛中 京都梅事情2024 ~京都御苑 梅林 2.28~

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黒木の梅を見た後、梅林に来ました。少し華やかさには欠けていましたが、まずまずの見頃になっていました。

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早咲きの梅は既に散っており、出水の小川のあたりは寂しい景色になっていました。この日は中咲き系の梅が満開、遅咲きの梅がつぼみから三分咲きという感じでしたね。

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遅咲きの梅がもっと咲いていればもう少し見応えはあったのでしょうけどね、言ってみれば端境期だった訳で、今頃は丁度見頃になっているのかも知れません。

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本当に今年の梅は見に行くタイミングが難しいです。例年通りという感覚が全く通じず、行ってみなければ判らないという所ばかりですね。ちなみに隣の桃林では、早くもつぼみがほころび始めていました。今週末にはそこそこ咲いている事でしょうね。

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この日は快晴で、青空を見たのは久しぶりでしたね。花の背景にはやっぱり雲より青空の方が良く似合います。早春らしい清々しい景色でした。

2024年3月 5日 (火)

京都・洛中 京都梅事情2024 ~京都御苑 黒木の梅 2.28~

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令和6年2月28日の京都御苑です。まず見に行ったのが黒木の梅。元は九条家にあり、孝明天皇の女御であった英照皇太后が愛でた梅であるとされます。

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現在の木は二代目で、原木から接ぎ木によって跡を継ぎました。とても美しい紅梅で、数ある京都御苑の梅の中でも銘木として大切にされています。

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本来遅咲きの梅で3月に入ってから咲き出すことが多いのですが、今年は他の梅と同じ様に咲き出すのが早く、この日で五分咲き程度になっていました。

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今頃はどうだろう、まだ満開を保っているかな。場所は堺町御門を入って左側、常緑樹の中に赤い色が良く目立つのですぐに判りますよ。

2024年3月 4日 (月)

京都・洛北 早春の草花展2024 ~京都府立植物園 2.26~

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春を先取る京都府立植物園のイベント、早春の草花展が今年も行われてます。2006年にワゴン一つで始まったこの催しも、今や植物園最大と称されるほど大規模になっています。

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年によってはコーナーごとにテーマを掲げていましたが、最近は特に書かれてはいませんね。まあ明示していないだけで展示ごとのコンセプトはあると思われます。

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写真コーナーはいつから始まったのだっけ。今年はこんな感じで、明らかにインスタ映えを意識していますね。

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一番最後の部屋はオフィシャルパートナーのタキイのコーナーになっています。自然な感じを演出している前半部分に比べて、商品展示の様に整然と花が並べられています。実際、タキイの新商品が多く置かれており、新製品紹介のコーナーと言っても良いのかも知れません。

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こちらは小さな日本庭園の様な展示です。ミニ枯山水というコンセプトなのかしらん。

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鮮やかな花ばかりで無く、足元にはフキノトウがそっと置かれていたりします。地味ながら春を感じさせる演出ですね。早春の草花展は3月10日までの開催です。一足早い春を感じたい方は訪れてみられては如何ですか。

2024年3月 3日 (日)

京都・洛北 京都梅事情2024 ~京都府立植物園 2.26~

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東寺から京都府立植物園に来ました。ここでも梅は咲いていましたが、満開と言って良いのか見頃過ぎと言うべきなのか、微妙な咲き方でした。

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以前は豪華だった北山門前の梅林はなぜか全体として花付きが悪くなり、そのうちの一本の木は半分くらいに切り詰められ、空いた部分には桜が植えられていました。いったいどうしちゃったのでしょうね。

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古い方の梅林も今ひとつぱっとしない咲き方でした。確かに咲いてはいるのですが、花付きの悪い木が多く、華やかさがまるでないのですよね。まだ咲いていない木もありましたが、そもそも花芽の見えない木もあり、これから先に見頃を迎える様には思えませんでした。

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ここも咲き出すのは早く、1月の半ばには早咲きの梅が咲いていたのですがその花は既に散っており、その事も寂しさに拍車を掛けていたのかも知れません。

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今年のおかしな冬は植物園の梅にはあまり良い影響を与えなかった様ですね。今年は今ひとつだったけれど、また来年に期待です。

2024年3月 2日 (土)

京都・洛南 京都梅事情2024 ~東寺 2.26~

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三室戸寺から電車を乗り継いで東寺に来ました。ここも最近良く聞くようになった梅林です。

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ただ正直言って拍子抜けでしたね。梅林と言っても数本の梅が植えられているだけで、PRしている割にはこれだけなのという感じでした。

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この日の咲き方は微妙で、まだ開花していない木、すでに散ってしまった木が混在しており、咲いている花もまばらで見応えはあまりなかったです。もう少し早く来れば良かったのかも知れませんが、雨続きでしたからね、どうがんばってもタイミングを合わせるのは難しかったと思います。まあ五重塔とのコラボが撮れるのはここならではなので、来て悪かったという事ではありません。

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梅は今ひとつでしたが、河津桜は満開を迎えていました。なぜかあまり注目する人が居なかったのは不思議でしたけどね。

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こちらは大日堂の横で咲いていた河津桜。ボリューム感も満点で、とても綺麗でした。それにしてもこの花も咲くのが早いですね。これから続く桜たちがどうなるのか予想は難しそうですね。

(追記)

3月2日現在の桜の情報です。まず長徳寺のおかめ桜は二分咲き程度になっていました。まだ咲いていない花芽もつぼみと言うより開花直前の様になっていたので、あっという間に満開になるかも知れません。寒緋桜は満開ですが、今年は花数が少ない印象です。もう一つ知恩寺のふじ桜は満開になっていました。ただここのおかめ桜はちらほら咲きで、長徳寺より少し遅れそうですね。桜も梅と同様に例年より開花が早いですが、咲く順番などもいつもとは違う感じです。

2024年3月 1日 (金)

京都・洛南 京都梅事情2024 ~三室戸寺 2.26~

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令和6年2月26日の三室戸寺です。この日は梅林の枝垂れ梅が見頃を迎えていました。

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三室戸寺に梅林があると知ったのはごく最近の事。紫陽花やツツジは有名ですが、梅は聞いた事が無かったですからね。それもそのはず、梅林が出来たのは三年前の事で、名所と認識されるには早すぎたのでしょう。

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この梅林は境内の西の山を切り開いて作られたもので、およそ250本の枝垂れ梅が植えられています。尾根の部分は平坦ですが、入り口は石段でかつ多くの木は斜面に植えられており、残念ながらハリアフリーではありません。

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どの木もとてもよく手入れされており、紅白の花が素晴らしかったです。まだ作りたて感が強かったですが、年数と共に梅林として成熟して行く事でしょう。

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それに山の上にありますから眺望はとても良く、宇治市北部の市街地を見渡す事が出来ました。これは他の梅林にはない特徴ですね。

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平日の午前中とあってか、拝観者はごく少なかったです。まだまだ認知度が低いという事もあるのかな。少し木々がまばらな感じはしましたが、全体として華やかで見応えはありました。ただ拝観料は1000円、この寺は花の時期になると値上げをするのですよね。綺麗だから見には来ますが、財布には厳しい時代となりました。

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