京都・洛北 御粥神事2024 ~下鴨神社 1.15~
今日1月15日は小正月、京都では小豆がゆを食べて無病息災を願う風習があります。元は中国から伝わり、宮中の行事として行われてきました。それがいつしか庶民の間に広がり、さらには全国にも伝わって行ったようですね。
ここ下鴨神社では神前に野菜や小豆がゆ、大豆がゆを供えて、五穀豊穣、国家安寧を祈願されます。こうした神事は上賀茂神社や貴船神社などでも行われますが、下鴨神社では参拝者にも小豆がゆが振る舞われます。
これがその小豆がゆ。小豆を入れて炊いたかゆに餅が入っています。ほんのりと甘く、程よい暖かさで美味しかったですよ。お餅は神前に供えられていたもので、それだけでも有り難い感じがしますね。添えられている御供米の中にはお米と雑穀が入っていました。これは以前には無かった様な気がしますね。
志納料は500円。以前は300円だったのだけど、ここにもインフレの波は来ていますね。でも縁起ものですから、値段の事を言うのは止めにしますか。これで無病息災になれるなら安いものです。
ちなみに冒頭の写真は橋殿に置かれていた今年の絵馬です。元旦に紹介した墨絵の絵馬は昨年末に撮ったものでしたが、どうやら仮の絵馬だったようですね。見事な白龍が持つ宝珠に書かれているのは去年と同じ平和の文字。残念ながら去年1年の間に世界はさらにきな臭くなてしまいましたからね、今年こそは平和な世になって欲しいです。そして正月早々に災害に遭ってしまった能登の人たちに、一日も早く平穏な日常が訪れますように。
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