第３５回全国高校女子駅伝

令和５年１２月２４日、全国高校駅伝が京都で行われまた。男子で７４回、女子で３５回を数える師走の風物詩です。

観戦したのはいつものとおり紫明通。女子の場合は２区と３区が続けてみられる絶好のポイントです。

２区で最初に飛び込んできたのは仙台育英。続けて地元の立命館宇治でした。

３区に入っても同じ順位でこの２校で優勝争いが行われるのかなと思っていました。実際、立命館宇治は３区、４区と区間賞を取ってじりじりと追い上げてでいましたからね。

ところが思わぬ伏兵が居ました。３区に入ったところでは８位に居た神村学園が驚異の追い上げを見せたのですね。アンカー勝負となった５区では立命館宇治を追い抜き、トラックに入ると見る見る仙台育英との差を縮めて、ゴール直前で抜き去ったのでした。喜びを爆発させる神村学園と泣き崩れて立ち上がれない仙台育英とのコントラストが勝負の厳しさを表していましたね。ちょっと可哀想だったけれど、順位を争う競技なのだから仕方の無いことです。仙台育英のアンカーにはまだまだ競技人生が続いて行くのですから、これからも頑張ってほしいですね。

ちょっと失礼ながら、例年なら沖縄代表が来ると最後尾が来たと思っていたものですが、今年は違いました。２区では４３位と善戦していたのですね。それに今年は記念大会と言うことで地区代表が加わり５８校が走っていたので、沖縄の後にも続々と後続校がやって来ました。いつもと違う光景にあれっとなったものです。最終的には４８位と、沖縄と違う寒い都大路での健闘に拍手を送りたいと思います。