京都・洛東 桔梗2023 ~東福寺塔頭 光明院 6.30~
令和5年6月30日の光明院「波心庭」。梅雨の雨をたっぷりと吸い込んだ苔の緑が美しく、虹の苔寺の異名のとおり見事な景観です。
この日光明院を訪れたのは桔梗を見るため。山門を潜ると雲嶺庭に植えられた桔梗が出迎えてくれます。
そして玄関を上がると季節の花として桔梗が生けられていました。背景に置かれているのは鯰の衝立。たぶん丹羽優太さんの作ではないかと思われます。
そしてこの日のメインになるはずたった波心庭の桔梗です。例年なら一叢の桔梗となっているのですが、今年はなぜかちんまりとした姿でした。年によってこんなに違うものかなあ。あては外れましたが、綺麗な苔を見られたので来た甲斐はあったという事にしておきます。
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コメント
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好きな京都も、人混みニュースを聞くと二の足を踏んでしまいます。
ねこづらどきは、「誰もいない」ようなところで庭の美しいところを紹介してくださるので、また京都に行きたい思いが募ってきます。
かつて、私と夫以外だれもいない館内で阿修羅像とじっくり対面できたことがありました。
今や仏像ブームでどこに行っても混んでいるのでしょうね。いやはや。
投稿: かずう | 2023年7月 4日 (火) 09時54分
かずうさん、
京都は確かに混雑していますが、それは清水寺や嵐山の様な有名どころの事で、
今の時期は大抵のところは空いています。
それも早朝狙いで行くと静かに鑑賞出来るところが多いですよ。
阿修羅像ですか。私もずっと以前に見に行った事がありましたが、そんなに混雑していた記憶はありません。
混むようになったのは東京で展示されて以来でしょうか。
仏像なら広隆寺の弥勒菩薩なんかはどうですか。国宝第一号の美しい仏様と静かに向き合えますよ。
あと千本釈迦堂の宝物館もお勧めです。ここはいつも空いています。
探せば静かな場所はいくつもあります。
夏は暑さが大敵ですが、京都らしい風情を感じるには良い季節ですよ。
投稿: なおくん | 2023年7月 4日 (火) 21時35分