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2023年7月

2023年7月31日 (月)

京都・洛東 夏の早朝散歩2023 ~祗園・花見小路 7.29~

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切り通しと同じく花見小路もこの時間帯はがらんとしています。ここは夜だけで無く、昼間も観光客でごった返しますからね。

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祇園町も7月一杯は祗園祭仕様。一力亭も髙提灯で祭り気分を盛り上げています。

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花見小路を歩いていると私有地に入っての写真撮影は禁止という看板がやたらと目に付きます。まああれだけ観光客が居ればトラブルも発生するでしょうね。とりあえず花見小路から撮る分には良いかなと思って撮らせて貰いましたが、これも本来駄目なのかしらん。

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花街らしくない無粋な看板は祇園町としてもやりたくないのでしょう。それほど追い詰められた末の苦肉の策なのでしょうね。また再燃しつつあるオーバーツーリズム、根本的に何とかしないと京都から観光客が逃げてしまいますよ。

2023年7月30日 (日)

京都・洛東 夏の早朝散歩2023 ~祗園白川 7.29~

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このところ最高気温が38度を超えるという危険な暑さのため、昼間の行動は無理と判断して早朝に動く事にしました。それでも帰りがけには汗ぐっしょりになりましたけどね。地球が沸騰していると言いますが、まさにそれを実感しています。

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まず訪れたのは祗園白川。そろそろ芙蓉が咲いているかなと思って行ったのですが、期待どおり咲いていました。彩りの少ないこの時期、ありがたい花です。

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この時間帯なら独り占めに出来るかなと思っていたのですが、すでに外国の方が来ていました。早朝に観光するという行動様式は、だんだんと浸透して来ている様ですね。

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夜の町祗園にとって、早朝は最も静かな時間帯。京都らしい風情を感じるには朝早く来るのに限ります。花街としての顔とは違いますけどね。それはまた夜にゆっくり来てください。

2023年7月29日 (土)

京都・洛南 蓮2023 ~東寺 7.21~

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御手洗祭の前に訪れた東寺の蓮です。見込んでいたとおり蓮は見頃を保っていました。

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ただ、この日が弘法市の日だというのを忘れてました。これは写真どころではないかと思ったのですが、冒頭の撮影ポイントはちゃんと開けておいてくれたのはさすが判っていると言えましょうか。  

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花はまずまず咲いていました。つぼみもあったので、見頃はまだ暫く続くでしょう。

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一見似たような花ですが、良く見ると色々な種類が咲いていますね。詳しい種類までは判りませんが、花の違いを探してみるのも面白いですよ。

2023年7月28日 (金)

京都・洛北 青紅葉2023 ~糺の森 7.21~

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御手洗祭の日の糺の森です。この日は午前9時前で既に30度近くあったのですが、木陰に入ると涼しくて快適でした。まさに緑陰という事ですね。

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糺の森は原生林。もみじも多いですが多種多様な木々が生えています。梅雨が明けた直後でしたからまだ陽に焼けておらず、どの木の緑も瑞々しいままでした。

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こちらは馬場の様子。高木が空を覆って、まさに緑のトンネルですね。

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ただ、ここが臨時の駐車場になるのは何だかなあという気はしますね。糺の森は貴重な自然として保護しているはずですから。排気ガスをまきちらし、車輪で地面を固くするという行為は、森を守るという方向性と矛盾しているんじゃないかしらん。

2023年7月27日 (木)

京都・洛北 御手洗祭2023 ~下鴨神社 7.21~

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下鴨神社で御手洗祭が行われています。普段は入れない御手洗池に裸足で入って罪穢れを払い、ロウソクを献灯して無病息災を祈るという神事です。別名足つけ神事とも呼ばれます。

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水は井上社の地下から汲み上げられた地下水で、真夏でも身を切る様な冷たさです。これがまた気持ちよいのですよね。ここまで歩いて来てかいた汗もさっと引きます。

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池から上がった後は、池と同じ水を飲んで身体の中から清めます。湯飲みだとコロナが気になる方は紙コップも用意されていますよ。

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足付け神事はまた足腰の健康を祈る神事でもあります。この足形に名前を書いて井上社に捧げる事で願いが叶います。

足付け神事は30日まで、以前は午前5時からだったのですが、今は9時からです。夜は8時まで、風情は夜の方がありますが混み方は半端ないですよ。並ぶのは厭わないという方は夕涼みがてら出かけてください。

2023年7月26日 (水)

京都・洛中 祇園祭・後祭 山鉾巡行 ~大船鉾~

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後祭の巡行の最後尾を飾るのは大船鉾。この鉾は鷹山に先駆けて平成26年に復興された鉾です。早いものであれから9年になるのですね。9年の間に少しずつですが懸装品などが整えられ、白木ばかりが目立っていた鉾も見栄えがする様になってきました。この鉾もまだまだ発展途上で、さらに豪華になっていく事でしょう。

この鉾は元は凱旋船鉾と名乗っていた時期があったのですが、隣国との関係を慮って大船鉾と名前を変えたといういきさつがあります。けれども町衆は凱旋船鉾という名に愛着があるらしく、法被などには凱旋の文字が書かれていますね。祗園祭も歴史の流れとは無縁ではあり得ない様です。

2023年7月25日 (火)

京都・洛中 祇園祭・後祭 山鉾巡行 ~鷹山~

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去年188年ぶりに再建されて巡行に復帰したのが鷹山。白木が目立つ山が初々しいです。ご神体は鷹匠、犬飼、樽負の御三方で、鷹狩りをする場面を表しています。宵山で居祭りをしていた頃は注目する人はほとんど居なかったのですが、去年訪れた時は長蛇の列で山に上るの諦めた覚えがあります。

鷹山はまだまだ発展途上の山。これから懸装品や屋根や柱の装飾などが加わっていく事でしょう。その変化をリアルタイムで見られるのは幸運な事ですね。

2023年7月24日 (月)

京都・洛中 祇園祭・後祭 山簿巡行 ~南観音山~

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北観音山と対になるのが南観音山。北観音山と同じく観音様がご神体です。違いはこちらの観音様は女性だという事。何でも北観音山の観音様に恋をしており、その情熱を収めるために宵山の夜にご神体を担いで町内を走り回るという暴れ観音という奇妙な行事が行われるそうです。

後祭が始まってからは常に北観音山が先に巡行していたのですが、今年はなぜか南観音山が先行したそうですね。これからは交互に入れ替わるのからん。鉾町の並びからすると北観音山が先の方が楽な気がするのだけどな。

後ろに飾られているのは柳の枝。ご神体の楊柳観音様から来ているのでしょうね。この柳の葉は無病息災のご利益があるとされ、巡行が終わると鉾町で争奪戦が行われます。私は見ていただけですが、なかなか凄い熱気ですよ。興味のある方は新町通へ行って参加してみては如何ですか。

2023年7月23日 (日)

京都・洛中 祗園祭・後祭 山鉾巡行 ~北観音山~

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今日は祇園祭・後祭の宵山。鉾町はきっと賑わった事でしょうね。残念ながら私は体調が思わしくなく自重しました。前祭に無い後祭らしい宵山の風情を味わいたかったなあ。

そして明日は山鉾巡行の日。これも休みが取れなかったので、昨年撮った写真から構成したいと思います。まずは北観音山。観音山はその名の通り観音様をご神体としており、二綦の観音山がある事から北に位置する山を北観音山と呼びます。かつては南観音山と交互に巡行していたそうですが、今は二基揃って巡行に参加しています。

この山で残念なのは宵山でちまき売りをせず、また招待者でないと山に登れない事です。開放的な南観音山とは対照的ですね。一度は北観音山の観音様と対面したいものです。

2023年7月22日 (土)

京都・洛中 祇園祭・前祭2023 ~四条傘鉾・油天神山・霰天神山・木賊山・芦刈山~

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傘と棒振り囃子が巡行するのが傘鉾。山鉾の古い形態と言われ、今は四条傘鉾と綾傘鉾の二つがあります。四条傘鉾は子供が行列の中心に居る事が特徴。棒振り囃子も子供が演じます。もっとも巡行中は棒をただ回すだけで何と言うことはありません。棒振り囃子は宵山の夜に演じられており、元気よく飛び跳ねる姿を見ることが出来ますよ。

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祗園祭には二つの天神があります。その一つが油天神山。天神とは菅原道真公の事で、古くから町内にあった天神様を勧請したのがはじまりだとか。場所が油小路綾小路下がるにある事から油天神山と呼ばれます。

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霰天神山は、室町時代の永正年間に大火があった時、にわかに霰が降ってきてたちまち火事は収まったのですが、その時屋根に小さな天神像が落ちていたのでした。町内の人はこれを奇瑞と感じて祀ったのがこの山の始まりとされます。良く判らないのがこの天神が道真公の事なのか、いわゆるあまつかみを指すのか明確ではないのですが、山に梅が飾られていたり、ちまきに梅の花が貼られているところを見るとやっぱり道真公の事なのでしょうね。

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木賊山は謡曲から題材を取った山で、信濃国で我が子を盗賊に攫われ、一人寂しく我が子を思いながら木賊を刈っている父の姿を現しています。遠目には判り難いですが、宵山に町会所に行くと結構しっかりとした木賊がある事が判ります。この後、父は子供との再会を果たすのですが、あえて寂しさを堪えている姿をご神体としたところに味わいがあれますね。

こちらは難波津で芦を刈っている翁のご神体を祀る芦刈山。やはり謡曲が題材になっていて、故有って別れた妻が乳母となって裕福となった一方、夫は一人寂しく芦を刈って暮らしていました。元の妻は別れた夫の事が気になり様子を見に帰ったところ、落ちぶれ果てた姿を見て歌を送り、元夫もそれを見て歌を返します。それが縁となり、二人手を携えて都へ帰っていくというお話です。この山も木賊山と同じくうらぶれた男の姿をご神体としているところに都人のもののあわれを思う心が現れているのでしょうか。

動画を見て判る様にこの山は辻回しの時に山を一周させています。こういう山はいくつかあるのですが、600kg以上ある山を回すのは大変でしょうね。サービス精神も良いけれど、けがをしないかと余計な心配をするのは老婆心というものなのかな。

2023年7月21日 (金)

京都・洛中 祇園祭・前祭2023 山鉾巡行 郭巨山・山伏山・孟宗山・保昌山

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山なのに屋根があるのが特徴の郭巨山。中国の二四孝の逸話の一つにちなんだ山です。老母を養えなくなった隔巨が口減らしのために自らの子を犠牲にしようと穴を掘ったところ、黄金が現れて一家が無事に過ごせたという物語ですが、子よりも親を大切にするというのは古代中国では孝の思想が大切にされていたという事なのでしょう。今の日本では受け入れがたい思想ですが、江戸時代には庶民の教養書に取り上げられていたと言いますから、それほど不自然な話でもなかった様です。

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山伏山はその名の通り山伏をご神体としている山です。この山伏、昔八坂の塔が傾いた時、法力で直したという浄蔵貴所がモデルだとか。宵山に本物の山伏が訪れる事でも知られる山ですね。

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真夏の祭りに冬の季節を題材に取り入れているのが孟宗山。冬の最中に筍が食べたいと願う母のために山の中を探し回り筍を得たという孟宗の物語です。分かり難いですが、良く見ると孟宗の手にはちゃんと筍を持っています。また松がところどころで白いのは雪を表しています。でも見ている人のほとんどは夏に雪と言われてもピンとこないでしょうね。

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山の中でも最も面白い話を持つのが保昌山。泉式部に求愛した藤原保昌が、紫宸殿に咲く梅の花を持ってきてという無茶な願いを本当に叶えてしまったという物語を題材にしています。その梅の枝が一本ではなく一抱えもあるというのもすごい。北面の武士に見つかって屋を射かけられながら逃げたというのも愉快です。その結果、泉式部に受け入れられた事から縁結びの御利益があるとされ、密かな人気のある山です。

2023年7月20日 (木)

京都・洛中 祗園祭・前祭2023 山鉾巡行 辻回し ~菊水鉾 7.17~

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鉾の中でも少し異彩を放つのが菊水鉾。鉾の由来は町内に昔から有った菊水井戸にちなんだもので、鉾頭には透かし彫りの菊花が飾られています。

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他の鉾との違いは唐破風を持つ事で、格調の高さを感じさせます。ここを見ればああ菊水鉾だなとすぐに判りますよ。

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稚児人形は菊の露を飲み続けて長生きしたという枕慈童。実に700年もの間美少年のまま生きて来たという仙界の住人です。

菊水鉾は昭和になってから再建された鉾。最近では大船鉾や鷹山など新しい山鉾が増えましたが、長らく歴史の浅い鉾扱いをされていました。その鉾も今年で70周年を迎えたのですから、時が経つのは早いものですね。今年はいつもと様子が違うなと思っていたのですが、70周年を記念して再建当時の懸装品を使ったのだそうです。

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菊水鉾は音頭取りも他の鉾と違います。烏帽子を被っているのはこの鉾だけですね。また手にしているのは扇ではなく、天狗が保つような大うちわです。他の鉾とはひと味違うのが菊水鉾です。

2023年7月19日 (水)

京都・洛中 祗園祭・前祭2023 山鉾巡行 辻回し ~鶏鉾 7.17~

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鶏鉾は中国の故事に題材を取った山鉾です。古代の中国、堯が納めていた時代、訴訟用に諫鼓が置かれていました。しかし、堯の治世は素晴らしく、誰も諫鼓を叩く者がおらず、いつしか諫鼓に穴が開き、鶏が巣を作って卵を産んでいたという逸話に基づくとされます。

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そんな平和な時代を願った鉾なのでしょうけど、祇園祭にはこんな具合に中国の故事に基づく山鉾がいくつも存在します。江戸時代以前の教養は中国が中心、都の祭りに隣の国の物語を持ってくるのに抵抗は無かったのでしょうね。

この動画だと辻回しの手順が判るかな。鉾の下で車方が竹べらを懸命に並べています。それを総監督な様な人が見ていて、準備が出来たとみると音頭取りに合図をします。音頭取りは通常二人ですが、辻回しの時だけ四人になります。その四人が息を合わせて合図を送る事で曳き方が動けるという仕掛けになっています。

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もっとも、この時の辻回しは少し回しすぎかなという気もしましたね。祗園囃子にも順番があり、辻回しから河原町通を北上するタイミングで曲を変えるのですね。そのタイミングを辻回しで合わせるのが結構難しいそうですよ。

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一見のんびりと踊っている様に見える音頭取りも結構大変な役割を持った仕事です。曳き初めに参加すると判りますが、綱を引き始めるタイミングは音頭取りの合図一つで決まります。綱を持っている間はずっと音頭取りを見ているのですね。そして止まる時も同様です。ある意味山鉾の運転手かな。様々な役割の人が居て、初めて山鉾は上手く動くのですね。

京都・洛中 祇園祭・前祭 山鉾巡行2023 ~函谷鉾 7.17~

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2023年7月18日 (火)

京都・洛中 祇園祭・前祭2023 山鉾巡行 ~函谷鉾 7.17~ 

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鉾の中でくじ取らずとして二番目にやってく着るのが函谷鉾。月鉾に次ぐ大きさを誇る山鉾です。

辻回しの様子は残念ながら役員の方に隠れてよく見えないのですが、車輪の下に竹の板を敷いて、その上に水を撒き、力ずくで引っ張るという豪快な方法で行われます。この時、音頭取りと曳方の息が合わないとぴくりとも動かないという事が起こります。

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まあ函谷鉾で11.39トンもある巨大な山車ですから、簡単には回せないでしょうね。でもこの日は無事に辻回しは行われ、正面を向くことが出来ました。

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稚児人形は嘉多丸と呼ばれます。生き稚児ではなくしたのは函谷鉾が最初だそうで、約束としては生き稚児が見つかるまでの仮の措置だったそうです。でも現実には今に至るまで人形のままですね。

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見送りはエジプト天空図。祗園祭とエジプトには本来何の関係も無いのですが、とにかく新しい物、豪華な物と各町内が競い合いこの様な姿になっています。ちなみに前掛けはモンサンミッシェル。こちらはフランスの聖堂ですね。祇園社の祭りにエジプト神とキリスト教と、何でもありなのが祗園祭の面白いところです。

2023年7月17日 (月)

京都・洛中 祗園祭・前祭2023 山鉾巡行 ~長刀鉾 7.17~ 

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令和5年7月17日、祗園祭・前祭の山鉾巡行が行われました。今日の京都は最高気温が37.7度、猛暑の中15万人が訪れたとの事です。

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私もどこで見ようかと散々悩んだのですが、38度という予報値を見て炎天下の新町通は断念、アーケードのある河原町通にしました。我ながら日和ったなと思いますが、さすがに38度に耐える自信は無かったです。

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絵になるのは圧倒的に新町通なのですが、河原町通りなら辻回しを見られるというメリットもあります。それにビル街の山鉾というのも時代を映すという意味では残す価値はあるかも知れません。

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山鉾巡行の先頭を切るのは長刀鉾。唯一生き稚児が乗る鉾でもあります。稚児舞が見られるかなと思っていましたが、私の居た場所では無理でした。

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山鉾巡行は可祇園祭のハイライトですが、実は神幸祭のための露払いです。街中に溢れる疫神を集めるための依り代で、長刀鉾の長刀はその象徴ですね。山鉾で街中を清め、神幸祭で神様を御旅所に迎えるというのが本来の趣旨です。山鉾は巡行によって穢れるため、巡行が終わるとすぐに解体されます。そんな事を考えながら巡行を見ていると、観光行事とは違う姿が見えてきますよ。

2023年7月16日 (日)

京都・洛中 祗園祭・前祭2023 宵々々山

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令和5年7月14日、祗園祭・前祭の宵々々山に行ってきました。前日の予報では夜ににわか雨とあったので昼間にしましたが、結局は雨は降らず、あの天気予報は何だったんだとなりました。

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まあ昼間に行くメリットはあります。何より夜より圧倒的に人通りが少ない事ですね。夜だと一方通行だったり、規制が無くてもすれ違うだけでも大変だったりしますが、昼間だと行きたいところに自由に行けます。祗園囃子とちまき売りの声がしないのが残念ですが、会所巡りをしようと思っている人には昼間がお勧めです。

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まだ午前中だった事もあって、準備中の山もいくつか見られました。提灯の高さを調節したり、懸装品をこれから張るところだったりと普段見られない光景も見ることも出来ましたよ。

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この日の一番のお目当ては菊水鉾。ここでは宵山の期間中お茶席が開かれているのです。当日劵は2000円と高いのですが、一度は行ってみたいと以前から楽しみにしていたところです。

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このお茶席で付いてくるお茶菓子がしたたり。これが絶妙に美味しいのですよね。亀廣永製で祇園祭用にと特注したのだそうです。もっともお店でも買えますけどね。ちなみに下のお皿は持って帰る事が出来ます。下に引いてある紙袋がそのための入れ物ですね。お茶も裏千家の日でしたが、これまでに飲んだ中でも特に美味しかったです。まあ2000円の価値はあったかな。

ちなみに待ち時間は30分程。これが宵山になるともっと長くなったのでしょうね。目的は果たしたので早めに家路に着きました。明日は山鉾巡行、三連休の最終日とあって凄い人出だろうな。さてどこで見ようかとただいま考慮中です。

2023年7月15日 (土)

京都・洛中 桔梗2023 ~廬山寺 7.7~

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天得院と並ぶ桔梗の寺、廬山寺に来ました。源氏の庭では今を盛りと桔梗が咲き誇っていました。

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廬山寺は紫式部の屋敷跡として知られます。その縁で源氏の庭が作られ、式部関係の展示も多いのですが、玄関に黄金の式部像が現れたのには驚きました。撮影可とあったので撮らせてもらいましたが、唐突感は否めませんね。でも時間と共になれてくるものなのでしょう。

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源氏の庭に桔梗が咲いているのは、式部が愛した朝顔とは桔梗の事だからだとか。とても清楚な感じのする美しい花です。

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これだけ咲いていて花殻が無いのは、毎日開門前に摘んでいるからなのでしょう。美観を守るためとはいえ、大変な作業だと思います。

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桔梗もそろそろ盛りを過ぎる頃かな。秋まで花は見られますが、一番綺麗な時期は過ぎてしまったと思われます。特に盛夏の頃は花が少ないですね。源氏の庭を見に行くのなら、桔梗は少なくなってきているものの、苔がまだ綺麗な内に行かれるのが良いと思いますよ。

2023年7月14日 (金)

京都・洛中 蓮2023 ~相国寺 7.7~

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立葵を見た後、蓮池に来てみました。まだ満開とはいかないまでも、そこそこの数は咲いていました。

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まあ、ここの蓮池は種類が多いせいなのか、一斉に咲くという事はないですね。一番の盛りの時でもこんな程度かな。

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花数は少なくても石垣や石橋などここならではの風情があるのが良いですね。それに基本的に鉢植えですから、池面が葉に覆われて鬱蒼とならないのも良いところです。

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ここは茶碗蓮が中心ですから、大きな花というのは少ないですね。その変わり色々な蓮が楽しめるのがここの良い所です。

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この日は珍しくアオサギが来ていました。何をしているのかと思ってみていたのですが、鉢の中の小魚を狙っていた様ですね。たぶんメダカでしょうけど、そんな小魚ではお腹の足しにならないんじゃないかしらん。まだ若鳥のようだったので、自分の縄張りを持てないのかな。鳥の生存競争も大変だなと思った一時でした。

2023年7月13日 (木)

京都・洛中 立葵2023 ~相国寺 7.7~

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立葵を見たくて相国寺に来ました。ところが花の場所に来るとほどんど終わっているよ。

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少し固まって咲いていたのはなせか下の方だけ。ここは何かの理由で上に伸び損なったのかな。

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立葵が一番上まで咲いたら梅雨が明けると言われますが、まさにそのとおりになるのかな。どちらかというと外れる年の方が多いのですけどね。

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そう言えばのこの日初めてセミの声を聞きました。夏がすぐそこまで来ていると実感した7月7日でした。

2023年7月12日 (水)

京都・洛北 蓮2023 ~京都府立植物園 7.7~

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この日植物園を訪れた目的は蓮の花を見るためでした。観蓮会が行われていたので、外れる事は無いと行ってみたのです。

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実際に訪れてみるとフウの木の前にある蓮池が花盛りでした。ここでこれだけの花を見られたのは久しぶりですね。

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観蓮会の方は沢山の鉢が並べられていました。花数は少ないですが多種多様の花が咲いており、これはこれで見所がありましたね。

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残念なのは会期がわずか三日しか無い事。せっかくの催し物なのだから、もっと長くして欲しいですね。

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もう一つ残念だったのは、解説会に間に合わなかった事。と言うか朝の8時からではとても間に合いません。遠方からの観覧者のために二部制にして欲しかったな。蓮は知っている様で知らない事の方が多いから、ぜひ解説を聞きたかったです。来年はうんと早起きをして来る事にしようかな。

2023年7月11日 (火)

京都・洛北 沈床花壇2023 ~京都府立植物園 7.7.~

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バラ園の東側にあるのが沈床花壇。文字通り周囲より一段低くなった花壇です。花壇が平面的に単調になるのを避け、また周囲から見下ろせる様にするための工夫だとか。

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ここも植物園らしく四季に応じた花が植えられますが、今は夏向きの花が植えられたばかりで花の程度が良く、とても綺麗です。

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特に目立つのはルドベキアとカンナです。特にカンナは状態が良く、まさに今が花盛りですね。

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もう暫くすると夏の暑さに負けて、花がくたびれてきます。特にカンナが寂しい姿になってきますね。綺麗な沈床花壇を見たいと思えば、今がチャンスですよ。

2023年7月10日 (月)

京都・洛北 ヒマワリ2023 ~京都府立植物園 7.7~

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令和5年7月7日の京都府立植物園です。この日はヒマワリがそこかしこで咲いていました。

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一口にヒマワリと言っても多種多様あって、様々な種類を見られるのが植物園の魅力ですね。

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ヒマワリは太陽に合わせて回っていくと言われていますが、それは成長途中の事で花が咲いてしまえば一カ所に固定されます。それも東向きが多い様ですね。

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ヒマワリは育てた事が無いですが、大きくなる途中で太陽を追いかける姿を見てみたいですね。どういう生理が働いているのか判らないけれどヒマワリの名の元になった運動を確かめてみたいです。

2023年7月 9日 (日)

京都・洛東 蓮2023 ~東福寺塔頭 勝林寺 6.30~

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芬陀院から勝林寺に来ました。ここでの目的は鉢植えの蓮を見る事です。勝林寺にも結構な数の蓮があるのですよ。

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種類もこんな八重咲きの花なんかもあって見応えがあります。私が入る前は外人さんの団体が来ていて、蓮の花をスマホで撮っていました。ここも国際化が進んでいる様ですね。

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この日の花手水はこんな感じ。相変わらずの豪華さです。

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雨に濡れた青紅葉も綺麗でした。まだ夏の日差しに焼かれる前ですから、まだまだ瑞々しさが残っています。

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もみじともみじの間には百合のつぼみが上がっていました。今日あたりは咲いていたんじゃないかな。内部の拝観は15名の団体にならないと出来ませんが、境内を見るだけでも満足の出来る勝林寺です。

2023年7月 8日 (土)

京都・洛東 雪舟の庭2023 ~芬陀院 6.30~

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東福寺界隈で一番の穴場と言って良いのが芬陀院、雪舟が作庭した庭を持つ事から雪舟寺の別名を持ちます。

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何が穴場って、いつ行ってもほぼ独り占め出来るのですよ。他の人と被ったとしても数人程度、この日も受付に誰も居ないというほど閑散としものでした。

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これが雪舟が作庭した鶴亀の庭。時の住職から亀の絵を所望された雪舟が、紙に絵を描く代わりに石で亀を描いたと伝わります。

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この亀にはいわくがあり、夜になると動き出したと言うのですね。なんとかしろと言われた雪舟は亀の上に大きな石を置いたところ、ようやく動かなくなったのでした。天才と謳われた雪舟らしい逸話です。

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本堂の北側にある茶庭も風情があって良いですね。この寺に縁のある一条昭良公好みの勾玉の手水鉢と崩家形灯籠が何とも言えぬ味を出しています。作法には疎い私ですが、ここで実際にお茶を頂けたら素敵でしょうね。

2023年7月 7日 (金)

京都・洛中 七夕2023 ~北野天満宮 7.7~

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今日、7月7日は七夕。お子様の居る家庭では七夕飾りをした方も多いのではないでしょうか。京都で七夕飾りをする所と言えば北野天満宮が有名です。境内一円に七夕飾りがしつらえられ、季節感は満点ですね。

もっとも最近では京の七夕と言えば旧暦の七夕を中心としたイベントの方が盛んです。コロナの影響でここ数年規模が縮小されていましたが、今年は少しは盛り上がるかな。

子供の頃は7月7日に織姫、彦星が見られるかと毎年楽しみにしていましたが、ほぼ毎回雨だった様な。そりゃ梅雨の最中ですから晴れる方が難しいですよね。今年も関西地方は雨模様。楽しみにしていた子供たちもがっかりでしょうね。旧暦の7月7日は夏の盛りだから晴れやすいし織り姫、彦星も高度が上がって見やすいです。今日は駄目だったけれど、来月の七夕は晴れますように。子供たちの願いも空に届くと良いですね。

2023年7月 6日 (木)

京都・洛東 桔梗2023 ~東福寺塔頭 天得院 6.30~

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桔梗の寺として知られるのが東福寺塔頭の天得院。毎年桔梗が咲く時期に合わせて特別拝観が行われます。

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今年は6月23日から7月17日までの間行われています。この日は桔梗が咲き揃った頃合いで丁度見頃でした。桔梗は秋の七草の一つとして数えられますが、一番の花盛りは梅雨の最中です。

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この日も梅雨らしい天気で、曇り空の中時折小雨が降るといった具合でした。桔梗には雨が良く似合いますね。

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天得院は桔梗を自然に任せ、伸び放題にさせておくのが流儀だったのですが、今年は株ごとに支柱を立てて綺麗に管理されていました。野趣溢れる風情も悪くはなかったのですが、この方が見やすいのは確かですね。

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拝観料は500円、抹茶は別料金で600円、少し残念だったのは茶菓子が桔梗を象った生菓子でなかった事。ここならではのお菓子だったので楽しみにしていたのですけどね、付いてきたのは干菓子でした。でもこの庭を眺めながらの喫茶はやっぱり格別、ほっこりした気分になれたのは良かったです。

2023年7月 5日 (水)

京都・洛東 半夏生2023 ~東福寺 6.30~

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東福寺には半夏生の群落もあります。例年なら桔梗が咲く頃には色落ちしている事が多いのですが、今年は見頃を保っていました。

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群落と言っても溝の一角を占めるだけの小さいものです。そのせいでしょう、この花に注目する人は私以外にはほぼ居ませんでした。

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でも被写体としてはとても面白いのですよね。どう伽藍群とからめるか、どう撮れば綺麗に見えるかと工夫のし甲斐があります。

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場所は本堂の東南、側溝の中です。今週末くらいまではまだ保つかな。興味のある方は探してみてください。

2023年7月 4日 (火)

京都・洛東 蓮2023 ~東福寺 6.30~

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光明院から東福寺にやって来ました。ここでの目的は蓮を見る事。でも本命の蓮池はまだ数本のつぼみが上がっていた程度で、まだ早かったです。

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蓮池は空振りでしたが、東福寺の境内にはそこかしこに鉢植えの蓮が置かれています。こちらはどこも見頃の花が咲いていました。

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これは一日目の花かな。閉じかけているのか、開き架けているのかどちらなのでしょうね。

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鉢植えの蓮はいろんな種類が見られるのが良いでするね。蓮池は大体一種類に偏る事が多いですから。

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仏様が手に持つ蓮はこんな感じの花かな。気高い感じのする美しい姿です。

2023年7月 3日 (月)

京都・洛東 桔梗2023 ~東福寺塔頭 光明院 6.30~

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令和5年6月30日の光明院「波心庭」。梅雨の雨をたっぷりと吸い込んだ苔の緑が美しく、虹の苔寺の異名のとおり見事な景観です。

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この日光明院を訪れたのは桔梗を見るため。山門を潜ると雲嶺庭に植えられた桔梗が出迎えてくれます。

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そして玄関を上がると季節の花として桔梗が生けられていました。背景に置かれているのは鯰の衝立。たぶん丹羽優太さんの作ではないかと思われます。

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そしてこの日のメインになるはずたった波心庭の桔梗です。例年なら一叢の桔梗となっているのですが、今年はなぜかちんまりとした姿でした。年によってこんなに違うものかなあ。あては外れましたが、綺麗な苔を見られたので来た甲斐はあったという事にしておきます。

2023年7月 2日 (日)

京都・洛北 青紅葉2023 ~蓮華寺 6.23~

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三明院から蓮華寺までは歩いて7~8分といったところ。こちらは随分と有名ですが、この時期は拝観者も少なくご覧の通りです。

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正直言って青紅葉はあまり美しくないのですが、まあここはいつもこんなもの。理由は判りませんが、これが秋には綺麗に色づくから不思議し言えば不思議です。

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この日の拝観者は私と外人さんの二人きり。外人さんはじっと座禅を組んで庭を見つめられていました。その後ろ姿が何だか絵になっていたのでそっと撮らせて頂きました。

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ここは以前は渡り廊下での撮影は禁止されていたのですが、それ以外では何も言われませんでした。けれども今は座敷以外の撮影は禁止と大きく書かれています。正直言って本堂から裏手は特に何も無いのですが、なぜいけないのでしょうね。撮影の可否は管理者の自由裁量ですが、謎ルールではあります。

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山門から玄関の間は特に禁止されていないので、緑に包まれた参道をぱちり。青紅葉はこちらの方が綺麗ですね。そうだ、忘れていた。本堂裏には何も無いと書きましたが、沙羅の木があったのでした。これまで何度も来てますがこれは気が付いていなかったです。少し時期が経っていたのか茶色くなっていましたが、散りたては美しかったでしょうね。SNSでバズルかもしれないのに、撮影禁止は勿体ないです。

2023年7月 1日 (土)

京都・洛北 青紅葉2023 ~三明院 6.23~

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三宅八幡宮から歩いて数分、小高い丘の上に三明院があります。ここは隠れたもみじの名所、初夏は青紅葉、秋は紅葉が見事な寺です。

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ここはいつ来ても静かな場所、この日も地元の参拝者が一人居ただけでした。そう言えばここではお寺の人も見たことが無いですね。

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三明院は真言宗の寺。多くの真言宗寺院と同じように御大師様の像があります。その御大師様を包む青紅葉が美しいですね。

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この寺の階段の脇には、陶製の羅漢像があります。かなりシュールで初めて見たときは何だこれはと思ったものですが、今ではすっかり慣れました。この寺のオリジナルですから、もし行かれたら是非見ていってください。

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以前は鉄柵があった山門も、柵がなくなり随分と開放的になりました。拝観可能と知っていなければ入って良いかどうか迷うところでしたからね。これからは少し拝観者が増えるかな。

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