京都・洛中 京都梅事情 ～智恵光院～

西陣を南北に貫く通りの名の元となっているのが智恵光院。かつては隆盛を誇ったとの事ですが、相次ぐ大火と戦時中の強制疎開などで堂宇のほとんどを失い、今は広い境内はほぼ駐車場となっています。その一角にあるのがこの枝垂れ梅。祐正寺とほぼ同時期に見頃となるので、北野天満宮、祐正寺、智恵光院と順に回るのがお勧め。ここにはこの梅一本しかありませんが、その美しい姿と花はわざわざ足を運ぶ値打ちはあると思いますよ。