京都・洛中 京都桜事情２０２２ ～近衛邸跡の糸桜 ３．２５～

京都御苑の北、近衛邸跡に咲く枝垂れ桜群を特に糸桜と呼びます。枝が糸のように細いという事からそう呼び習わされてきたとの事ですが、雅な言い方ですね。

ここには早咲きから遅咲きまでありますが、早咲きの桜が咲き出すと桜を待ちわびた大勢の人で賑わいます。

ここの糸桜も衰えが見え始め、この写真の手前にある切り株は枯れたようになって切り倒されてしまったのでした。でも、その切り株から新しい芽が吹き出してかつての様な綺麗な花を見せています。桜の生命力を感じる光景ですね。１０年後、２０年後には復活した姿を見せてくれるのか、楽しみな存在です。

このエリアでは、新しい休憩所と思われる建物が建てられていました。ここは人が集まる割に休む場所が無かったですからね、休憩所が出来るのは歓迎です。ただ、花見シーズンに工事をするのは止めて欲しかったな。騒音でせっかくの風情が台無しでしたからね。ちょっと考えて欲しかったところです。