京都・洛東 祝国宝 ～八坂神社 １０．８～

八坂神社の本殿が国宝になったのは去年の１２月２３日の事。あれから１年近く経ちますが、祇園石段下には祝国宝指定の幟が沢山並んでいます。

これがその本殿。あまりにも見慣れ過ぎていて何とも思わなかったのですが、改めてよく見ると大屋根の下から庇が伸びるという形式はここならではのものですね。何でも平安時代に成立した様式なのだとか。それを今に伝えているのは貴重な存在なのだそうです。

本殿が国宝となったのと同時に、境内の摂社、末社の多くは重要文化財に指定されました。ここ大国主社もその一つ。最近は縁結びの神様として売り出し中です。

その大国主社でさずけられているのが願掛けうさぎ。中が空洞になっていて願い事を書いた紙を収める仕掛けになっています。面白いのがこのうさぎに自分で名前を付けることで、自分専用の願掛け人形が出来上がるという訳です。最近の神社は色々と考えるなあ。お参りに行くだけで無く、色々なグッズを集めて回るのも有りかもしれませんね。