京都・洛北 そうだ京都行こう 早春編・石庭 ~龍源院~
龍源院は大徳寺の塔頭で、常時公開している4ヶ寺の一つです。開創は1502年の事で、畠山義元、大内義長らによって創建されました。庭園は四つあり、方丈の南側にある一枝担、北側にある龍吟庭、書院の南側にある阿吽の庭、そして方丈と書院の間にある東滴壺です。
それぞれに特徴があるのですが、もっとも面白いのが最小の枯山水と言われる東滴壺です。細長い建物の隙間に石を四つ並べた庭ですが、時間によって日の当たり具合が違い、影の出来方によってそれぞれに趣が異なります。また雪か降った時は、屋根の隙間の形そのままに降り積もり、四角い庭がさらに雪で四角く仕切られる事になります。とても小さな庭ですが、これだけ表情がコロコロと変わる庭も珍しいですよ。
龍源院は写真撮影は可能なのですが、ネットにアップするのは不可との事ですので、お見せ出来ないのが残念です。でも、拝観料350円で四つの名庭を見る事が出来、とても魅力的な寺ですよ。
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